これは「キセキレイ」という鳥で、加賀友禅作家・牧野顕三さんが初夏の川辺を絹に友禅したものですが、今日はこの絵から想像されるような清々しい一日でした。
お天気が回復したこともあり、夏本番に向けて店内の模様替えをしてみることに・・・
しまい込んでいたすだれを出してきて「ゆかた祭り」を演出。
ゆかたコーナーをこのような感じで縁日風のディスプレーしてみると、ゆかたの表情も豊かになるものです。
他にもすだれを使って店内の雰囲気を変えてみました。
そしてこの6月を「ゆかた祭り」と題して、品質にこだわりを持っておしゃれな着こなし提案をさせていただきたます。
夏着物としても活用していただける浴衣地も揃っているので気軽に覗いていただければ嬉しく思います。
ところでご近所の大工さんが店先に来て、木材をカンナやノミを使う仕事がめっきり少なくなり、個人で仕事ができなくなったと変わり経てた世の中を口説かれていました。
そのご主人は現役を引退してもいい年なので、大工業界の状況をうのみにはできませんが、確かに日進月歩世の中は変化していて家業店には厳しい世の中と言えるのかもしれません。
そしてそのご主人は、大工仕事に比べたら呉服屋はまだいのではないかと・・・
私の仕事を見ていてそのように思られたみたいで、有り難いことですが、個人の大工さんとあまり変わりなにのではないでしょうか?
どうであれ、どの業種も知恵と情熱がないと呑み込まれてしまう社会であることだけは確かなようです。
そのことを自覚して事に当たらないといけませんね。
中身のない記事になりましたが、今日はこれにて・・・
では、お休みなさい。