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月末でもないのに仕入れ先が多く訪ねてきた日で、騒がしい一日だったかもしれません。
そのうちの一人の担当者のお母さんが、つい先日、80歳でこの世を去り、同じ年代の母を持つ私と、遠い昔の思い出話を引き出しながら、母親の温もりを語り合う時間がありました。
お互いに、長男として同じ時代を生きてきた者同士、親が老いていく中で、いただいた愛情に応えられていないことを振り返る時だったかもしれません。
心が痛みました。
考えてみれば、いつも自分のことばかりで、このような機会がないと振り返らないのかもしれませんね。
頭を切り替え今日の投稿です。
ここにアップした着物は和楽器柄の小紋です。
それを名古屋帯でコーディネートしたものですが、めったにお目にかかれない着物柄だけに面白いと思いませんか?
特に楽器柄の着物となると、ほとんど市場に存在していなくて、貴重な着物と言えるでしょう・・・
完全な趣味の世界ですが、古典柄であることに心を動かされている方もいらっしゃるかもしれませんね。
18日からの会に出品したいと考えています。
ところで今晩は私が夕食を準備する日で、いつも決まってお決まりのコース。
近くのスパーでお惣菜を選んでくる訳ですが、この時ばかりは主婦感覚でお値段を見比べているから、自分も変わったものだと思います。
朝はクリーニング屋さんにカッターシャツを持って行き、財布にあった一万円札が見る見るうちに細かくなっていくから買い物にも気を使うようになりました。
それでも私の生活はまだまだ大ざっぱで、節約できるところがいっぱいあります。
光熱費を含め、使った金額が瞬時に表示される機会があったとしたら、お金の使い方も変わるでしょうね~
そんな機会を開発したとしたらノーベル賞ものかもしれませんね。
妻がいた時には考えることもなかった生活費、主婦のやり繰りがほんの少し理解できるようになったのかもしれませんね。
個人的に、あまり細かいことに気を使う生活は嫌いですがね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







