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商店街の街路樹にはイルミネーションが点灯し、年末初戦へとなだれ込みましたが、これから消費に活気が出始めるのではないかと期待を寄せているところです。
そこで再び登場するのがこちらの商品です。
以前にブログで紹介したことのある馬車を引いた白馬の帯です。
刺繍で描かれたものですが、夜空にトナカイを引いたサンタが乗るソリとダブルところがありましてね~
ロマンチックなクリスマスの夜に提案した帯です。
しかし見方を変えれば、来年の干支である午柄(馬柄)でもあり、活用範囲の広い帯ではないでしょうか?
そこで、この帯を使い小紋をコーディネートしたのでご覧ください。
着物は明るいグレー地の花柄に合わせてみました。
一般的に言えば、同系色の組み合わせで、お互いを引き立てていると思いませんか?
フォーマル着にはなりませんが、カジュアルなパーティーの場にも華があり、街着としても楽しんでいただけるのではないでしょうか。
白馬に引かれた馬車に乗り、夜空に舞い上がるのは貴女っれ感じかな~
珍しい柄に話題を集めることでしょう・・・
腹の部分に帯〆と帯揚の色を入れてみました。
帯揚には柔らかな黄色を入れ、帯〆は白っぽいオフホワイトに・・・
面白いのは帯〆の模様で、馬の足跡になって見えない訳でもなく、充分に楽しんでいただけるのではないかな~
気の合う仲間と過ごすクリスマスに、又はお正月やバレンタインディ-の日に、この白馬と馬車の帯でおしゃれを味わってみてください。
私の店からの提案です。
日々こうしておしゃれな装いを演出しておりますが、なかなか響かない現実があります。
私はもっともった楽しい着こなしを提案する店があっていいと思っている者の一人で、プライベートな時間を着物で楽しむ方が増えてこそ、業界が活気付くように考えています。
考えてみれば、好みが多様化しているから趣味の世界といえるので、響かないとすればピントがずれているかのかも・・・
私は努力が足りないと思いつつも、こうして迷いを引きずりながら我が道を歩いていますが、世界のどこかに価値観を共有できる人が必ずいると信じています。
目の前のハードルはいつまでたっても低くなりませんが、その考えが変わることはないでしょう。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







