振袖長襦袢を振袖にコーディネート・そして「言葉の力」

 今シーズン一番の冷え込みかもしれません。
力強い風は体温を奪い肩や背筋に力が入ります。日暮れ頃には雪も降り始め、「ついに来たか・・・」って感じで、開き直りの境地で駐車場に目を向けていました。
これから冬の戦いが始まりますが、北国の粘り強さは寒さと雪に鍛えられたのかも・・・
覚悟して春を待ちたいと思っています。

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それでは今日の投稿です。
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2色の和物らしい色合いが並んでいますが、皆さんは何だと思われますか?
振袖に合わせる長襦袢なんでしよ。

市場に溢れる長襦袢とは感じが違うもので、新鮮な気持ちでご覧いただけているのではないでしょうか。
梅模様の部分に2種類の絞りが入った古典的な長襦袢といえるかもしれません。
なので、流行を追いかける振袖には合わせにくいかもしれませんね。
振袖は袂が長い(袖の長さ)もので、振りから長襦袢の色がしっかり見えます。
そんな時に、このような色が顔を覗かせるとキリットして素敵なんだな~
しかし、薄い色合いの着物には淡いピンクやクリームなどの柔らかな色でまとめほうが可愛いでしょうね。
一つの例として合わせる振袖をご紹介してみましょう。
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こちらはこだわりを持って染められた絞り染めの振袖で、模様に使われている色に力があり、着映えする振袖だと思います。
このような感じの振袖に、先ほどの色が入った長襦袢を合わせるとバランスがとれて、振袖は生きるんでは・・・
たかが長襦袢という認識から、されど長襦袢という領域に入り、おしゃれなコーディネートになることでしょう。
あくまでも一つの例で、意味を持つ長襦袢がここにあります。
好き好きかもしれませんが、参考になれなればと思い紹介してみました。
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木目込み雛人形展は残すところ後一日になりました。
宣伝が行き届いていないこともあるのか、後半戦の客足が伸びず、あと一歩がこの店に足りません。
口説いていても問題が解決する訳でもなく、最終日にご縁があることを期待したいです。
ところで、このブログは一日を振り返る時間で、喜怒哀楽を言葉に変えて表現するように努めています。
それもできるだけ正直に。
正直でいたいと思うと、辛いことや悲しいことが多過ぎて、キーボードを叩くことができない時もありますが、それ以上に夢を語ることでバランスを保っている気がします。
そんなことを毎日続けていると、知らず知らずのうちに夢が心に住みつくようになりましてね~
言葉が粘り強い人間に育ててくれているように思います。
それで十分だとは思っていませんが、自分を変える切っ掛けになっていることだけは確かです。
そして、来年のことを呟く時期が来ました。
年末までに言葉にしたいと思っていますが、この事を例にとっても言葉を表に出すことで心の整理ができるから有難い。
ブログが私に教えてくれた財産かもしれませんね。
それではこれで今日を閉じることにします。
お休みなさい。