新年を迎えて、今年は一人で着物が着れるようになりたいとか、自分に合った着物を用意していたい、などなど、着物初心者が着物に関したことで、新しい目標を立てたという人がいるかと思います。
きもの業界はそのような方を「金の卵」のように思っていて、着物入門される方を増やしていくことが大きな課題と言えるでしょう。
それもきものレンタルではなくて、リサイクルの着物でもなくて、ご自身の体型に合った寸法で仕立てる着物であったら喜ばしく思いますが、傾向としてはコストをかけないで楽しみたいと思っている方が増えているのかもしれません。
そうなればレンタルやリサイクルきものに向かってしまうのかも・・・
地域のきもの屋さんも着物愛好家の初心者市場を大事に思っていて、呉服店の切り口からいろいろ提案させていただきたいと思っていますが、業界としては本気度が足りていない感じが致します、
そこで今日は着物を楽しみたいと思っていらっしゃる方に紹介させていただきたい商品があり、それを記事にさせていただくこととしました。
その前にこちらのコーディネートをご覧ください。
【丹後木綿のきものをコーディネート】
以前にも紹介させていただいているかもしれませんが、レモン色の丹後木綿のきものを岡田その子さんの型絵染の帯でコーディネートしたものです。
若い年代層の方でもお召しになれる組み合わせで、きものがレモン色で帯がグリーン色ってお洒落だと思わない。
きものが税込み￥44,000というリーズナブルお値段で裏地を付けないで仕立てる単衣仕立てとなるので、お仕立て上がり価格は6万円くらいになります。
きもの初心者からすればお安いお値段ではありませんが、体型に合った寸法でお仕立てさせていただくので、着姿がとてもきれいになるかと思えます。
街着となるので、半幅帯を締めて楽しんでいただくことができるので、出費を抑えたいとお考えでしたら、半幅帯の組み合わせをお勧めさせていただきます。
それでも草履やバッグ、足袋などの和装小物はどうしても必要なので、コーディネートの中に加えさせていただきました。
ここで面白さを強調させていただきたいのが、当店オリジナルの「いろ足袋」で、足袋底が白でないところがユニークだと思いません。
合わせたいろ足袋は白藤色に底が紺色のオーダーメイド足袋で、足袋を差別化すると楽しさも膨らむと思って提案させていただきました。
さて、このコーディネートには長襦袢が加わっていなくて、着物に必ず帯を合わせるのと同じで、きものを着るには長襦袢が絶対必要です。
今日はその長襦袢についてお話をするつもりでいたのに、前文が長くなってしまって大変申し訳ありません。
【洗濯機で洗える長襦袢「き楽っく」】
実は、スポット商品として採り上げていた「き楽っく長襦袢」が、新しく新製品を発表したと聞いて取り扱って見ることとしました。
この長襦袢は洗える長襦袢で、三つパーツがファスナーとマジックテープで合体したもので、気軽に洗濯機で洗えることと、長襦袢の裄の寸法を自由に変えられることが、大きなセールスポイントとなる長襦袢です。
改めで、特徴を箇条書きにしました。
■ 半衿・・・襦袢本体と半衿とがファスナーで脱着可能なため半衿の付け替えははもちらん、汚れやすい半衿部分だけを取り外いして洗う、といった実用的な機能も兼ねています。
■ 袖・・・マジックテープで袖を付け替えできるので、お好みな柄を選べて裄の長さも簡単に調整ができます。
■ 汗取り・・・汗をかきやすい脇部分にガーゼの汗取りが付いており、汗が着物にひびくのを防ぎます。
■ 裾除け・・・レーヨンウーリーを使用する事で静電気の発生が大幅に減り、また立ち座りなどの動作に添えるように伸縮するため非常に快適な裾さばきです。
■ 洗濯・・・洗濯機で丸洗いが出来、縮みもほとんどないため自宅で簡単に洗っていただけます。
■ 地紋・・・これまで困難だったレーヨンウーリー素材での地紋織が制作できるようになりました。
詳しくは き楽っくのページはこちら ご覧いただけるようになっています。
既製品なので寸法があります。
【S】・身丈118㎝ 裄62㎝ 身長の目安は 約148㎝
【M】・身丈1243㎝ 裄63.5㎝ 身長の目安は 約154㎝
【L】・身丈129㎝ 裄65.5㎝ 身長の目安は 約1５9㎝
替え袖の色は ⇒ 【白】・【灰桜】・【白茶】・【薄萌黄(うすもえぎ)】・【浅葱(あさぎ)】の5色なります。(裾除けの色と同じ色で纏めるようにされてください）
替え袖の寸法は ⇒ 袖丈49㎝ 袖巾32㎝
お値段は税込み価格￥28,600となります。
この画像は肩幅と袖巾がマジックテープで繋がる様子を撮ったもので、袖の色は【白茶】なります。
購入はオンラインショップからもできますので、お気に召していただけるようでしたら覗いてみてください。
この「き楽っく」長襦袢を着物初心者の方が街着の着物に合わせお召いただけたら、購入のコストを押させることができますし、着終わった後のお洗濯も洗濯機でできるので、とても使いやすいのではないと考えて居ます。
というのとで、レモン色の丹後木綿のきものに合わせていただけたら、コーディネートが完成となります。
どうか参考にされてみてください。
上手く纏めることができませんでしたが、オンラインショップに飛び箇所が幾つもあるので、どうかその個所をプッシュしておさらいしてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。
