懐かしいお客様のメールに感激いたしました

 成人式が13日のところもあるようですが、地域の成人式や左義長(さぎちょう)も終わり、時の流れの速さに気づかされます。
毎日気ぜわしくしていても生産性が上がらず、「これでいいのか?」と、いう心境に追い詰められています。
そんな折に、懐かしいお客様からのメールが届いて、当時のことを思い出していました。
確か10年以上も前の事だったように記憶していますが、こちらの大学で専門の勉強していらしたときに出会いが合ったご夫婦です。
大変お世話になったお客様で、ご出身地の東京に戻られると、移転先が分からなくて、いつしか交流が途絶えていました。
東京で展示会がある折には、その方の連絡先が分かれば東京でお会いできる機会もあったのにと、思い出てしは叶わない現実に寂しさを覚えていました。

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届いたメールには、店で手にした商品に触れる度に私の店のことを思い出されていたそうで、妻との思い出も綴られていました。
 

お正月にも、ご主人と私の店の話題に触れ、きっと今でも元気に商売を続けているに違いないと、ネットで検索し、このブログにたどり着いたそうです。
そして、妻の訃報を知り、懐かしい記憶と共にお便りを届けてくれて、本当の嬉しく思っているしだいです。
改めてそのお便りを読み返してみると、着物って、売った買ったの関係ではないんですね~
その人の人生に一歩踏み入れた温かな触れ合いの中に、着物や和装小物が介在するもので、その時のシーンをいつまでも忘れない美学が存在しているのではないでしょうか?
それだけに、着物屋としての世界感や人生観が求めれられていて、幸せを一人ひとりに届けられる店でありたいと思うところがあります。
おそらく、どの仕事でも同じ事が言えるのでしょう。
厳しさの中で、大切な領域を見失うこともありますが、喜びの声は、淀んだ心を綺麗に戻してくれる魔法かもしれませんね。
他にも成人式をお迎えになられた県外のお客様から喜びの声が届いていて、お役に立てる機会をい
ただけたことを光栄に思っております。
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お正月気分から抜けきらず、ようやく「あ・うん」166号が出来上がりました。
継続は力と申しますが、本当に構成に苦労させられています。
毎日のブログ投稿にしても、都合でお休みしたところで誰にも迷惑をかけるものではありません。
疲れている時もあれば、時間が取れない日だってあります。
それでも続けることにこだわるのは、自分へのチャレンジが根元にあるからでしょう。
こうして続けていると、情報紙のネタを見つけ出せない時、又は、ブログ記事が書けないという、ギリギリの土俵際で、粘りが天から降り落ちてくるのか、なんとかなるから不思議に思います。
これは続けることから教わった財産みたいなもので、あらゆるところで諦めない気力として生かされている気がします。
経営センスと努力は違うのかもしれませんが、こう少し欲を持って続けられたらと思っております。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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