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先日の出張で目新しい品を見つけてみたもので、今日はその商品を紹介したいと思います。
年末は生活をする個人や家庭のケジメの時とするならば、春は職場の節目ともいえる時期で、移動
があったり、定年で現役を退く方もいて、人間関係のお別れの季節といえるかもしれません。
和雑貨を取り扱っていることもあるのか、毎年３月に入ると、職場でお世話になった方への贈り物を探しにこられるお客様が増えるのも、そのような背景があるからでしょう。
そして５月には母の日が控えていて、気の利いた品を揃えられないかと仕入れ先を見て回るように心掛けています。
そんな折に見つけた商品が、これから紹介する手提げバッグです。
品名は「手提げキュートバッグ」というもので、側面から見た大きさは長財布のサイズに似ていて、心を動かされました。
おとてもおしゃれだし、贈り物としても喜ばれるのではないかと思い揃えたものです。
目の前に、自分の長財布を置いてみましたが、大きさは、長さ１９×高さ１０×厚み４㎝くらいかな～
手に提げるお財布と考えていただければ判りやすいかもしれませんね。
それぞれに柄名があり、こちらは「立涌華(たてわくはな)紋様」・・・色はブラック
「鱗(にろこ)に宝尽くし紋様」・・・色はオレンジ
「唐花紋紋様」・・・色はブラウン
それもが着物や帯に使われる古典柄で、模様の素材を金襴で仕上げ、他は牛革を使用しています。
そちらもおしゃれな品でしょ・・・
お値段は３月まで税込１２.６００円の品となります。
(４月からは税率が上がることから税込１２,９６０円となります)
素材が柔らかくて使いやすいと思いますよ・・・
他の画像も用意しているので、記事の最後にアップさせていただきます。
ところで、和物商品を物販する店として、生活者に役立つ店をどのようにして作って行ったらいいのかを四六時中考えています。
生活者は日本の四季と共に必要だと思うものを消費します。
近年はバレンタインディ－とか母の日などの記念日なども日本の文化に根付き、消費をあおる商業戦略も増えてまいりましたが、この地域に店舗がある以上、生活者に利用していただける店を作って行かないと、店を持っている意味がありません。
食品スパーでは旬の食材を置き、洋品店では春には春物の洋服を揃え、洋菓子店ではこの季節だとバレンタインディーチョコのセールスに知恵を絞り、美容院や飲食店も地域のお客様に来ていただけるよう努力しています。
一つの考え方ですが、地域にある商売屋さんが役割分担を分けて、快適な生活が送れるように生活者にサービスを提供する集合体だとしたら、何ができるのかを問い詰めていかなければなりません。
例えば３月３日は「上巳(じょうし)の節句」(桃の節句)です。
この節句を楽しもうとする人たちでお財布の紐は緩むでしょう。
地域の商売屋さんはビジネスチャンスと捉え、与えられたポジションで喜んでいただけるサービスを考えなくてはなりません。
その行動こそが店作りで、着物屋だからといってベンチに座っていては、いつまでたったも戦うフィールドに立つことができません。
だから私は日本の文化も移り変わる季節も大切にし、与えられたポジジョンで、もがき苦しみながら新しい店作りに知恵を絞っているんですね～
これまで幾度となく失敗をしていますが、失敗こそが無駄な考え方を削ぎ落とし、真実を見極める道にへと繋がる信じています。
簡単ではありませんがね・・・
そのようなことを考えながら、春の店作りへと手を加えているところです。
書き始めたら難しい話しになってしまいましたが、この先は引き続き手提げキュートバッグの映像で今日を閉めたいと思います。
中はすべて同じでオレンジの色で統一されています。
心ばかりの贈り物としの活用も考えてみてください。
このバッグをオンラインショップに載せましたが、ここしばらくは注文品として賜ることになるかもしれません。
どうかご理解ください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。
