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肌寒い日が続いているだけに、ポカポカ陽気の春が待遠しくなります。
そんな日が訪れたら、一番にしたいことは温かな日射しの包まれながらの散歩かな~
それも田舎の香がプンプンする自然の中にたたずむ街並みを着物姿で尋ねてみるのって贅沢だと思いませんか?
造り酒屋の蔵を覗いたり、のれんをかき分けそば屋さんで食事したり、神社があればそこでおみくじを引いたりして、人ごみから離れた一日を満喫できたら、それだけで、自由人になったような気がして最高でしょうね~
そのようなロケーションを頭に浮かべ、素朴でおしゃれな私流の着物コーディネートを考えてみました。
ご一緒にお楽しみください。
モノトーンで纏めてみた紬コーディネートです。
無駄な色も模様もなくて味深いでしょ・・・
好き嫌いがハッキリ分かれる装いかもしれませんが、カジュアルディ-と考えたら、フォーマルの延長戦にある着物でない方が、楽しめるのではないでしょうか?
その点を考えて組み合わせました。
出しゃばらず、それでいて上品でスッキリしていて、「故郷へ帰ろう」という歌がありましたが、田舎の風景に馴染む装いです。
小物を入れてみました。
べっ甲色の帯留がおしゃてでしょ・・・
無地感の帯だけに、前の部分にポイントとそて帯留を持ってくると、装いのアクセントが出て素敵なんだな~
牛革と網代のコンビネーションバッグもおしゃれなんだな~
おしゃれのポイントはいくつかありますが、ざっくりした糸で絡ませた紬の無地帯と飴色の帯留です。
帯は「きびそ」という珍しい絹糸を使ったもので、張りのある風合いと色合いは、きもの通の貴女の心を捉える逸品です。
そこに、せせらぎの小川がら流れついたような木の葉を形取った帯留がいいんだな~
柔らかな線に寄り添うように水滴が一つ、その輝きに心を踊らされることでしょう・・・
お値段は3990円の品になります。
春はもうすぐ、街並みに灯りが付いたような桜も咲けば、雑草の中でつくしも顔を出します。
気ぜわしい時間から離れて、着物でのんびり出来る時間が作れたらいいですね。
今晩用事があるもので投稿を早めました。
明日も元気な姿でお会いしたいものですね。さようなら・・・