春の陽気になったこともあるのか、外回りを終えて店に戻ると、来客が続き、電話からの問い合わせも絶えなくてとても忙しくしていました。
店を閉めてからようやく落ち着くことがここからもう一頑張り。
一日の最後にブログ投稿で終えるようにしていますが、”今日は何を書こうかな~”と、思いながらパソコンに指を触れたところです。

附下をコーディネート
今日はこの附下を採り上げてみることにしました。
インパクトのある模様で個性派好みといえるかもしれません。
中高年向きのフォーマル着ですが、舞台映えしてあ洒落な装いを楽しんでいただかるのではないでしょうか?

附下をコーディネート
地紋が入っていて、模様に入っているグリーン系の袋帯で合わせてみました。
帯〆帯揚げの色を入れたコーディネートができませんでしたが、綺麗な着姿を映し出してくれることでしょう。
店にはいろんな方からの着物相談が入ってまいります。
着終わった後のお手入れ法であったり、着物に合わせる帯〆帯揚げの色や重ね衿の使い方など、着物に詳しくない方からの相談が毎日のようにあります。
大きな商いに結び付くものではありませんが、その相談が一期一会の出会いであったとしても誠実に向き合うようにしています。
昨日も非通知のお電話で、14年くらい前にインターネットで求めた喪服の胴裏にクリームやピンクの色が入った地紋あってビックリされたそうです。
購入先で尋ねてみようと思ったらその店はなくなっていて、そのような胴裏が存在しているかの確認の電話でした。
現品を見ていないので返す言葉がありませんでしたが、私の知る限りではそのような胴裏を見たことがないことをお伝えした次第です。
極端な例ですが、いろんな人からいろんな相談が入ってまいります。
そうした中で店のことをよく理解していただいている方からの相談は心が通うものがあって、些細な事でも力になりたいと思うものです。
信頼と安心があってお客様との繋がりが深まると考えているだけに、頼りにされていると思うと嬉しくなりますよね~
そんな関係性をどれだけ築いて行けるかで店の明暗が分かれていくのでしょう。
お客様を信じて待つという関係性は今どきの時代に合わないのでしょうが、大切にしたい心構えかと思えます。
疲れていてまとまりのない文になってしまいましたが、お客様の笑顔をいっぱいただくことは店のエネルギーになることを心に留めておきたいものです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







