着物の資源が呉服店さからタンスの中へと変わり始めた消費者心理

 一気に夏にタイムスリップしたような暑さになり面食らっています。
この暑さに背中を押され、店内の一部を夏に設えに変えてみました。
判りやすく言うと模様替。
店頭の外観も夏モードへと変えたところです。

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憩いの空間も少し変え、夏商戦へと向かいたいと思っているところですが、来店客数が少なくてピリッと致しません。
お客様を引き付けることの難しさを改めて感じているところです。
そこで今日はお客様の動きを分析したいと思います。
私はこの仕事をして40年近く経ちますが、バブルが弾けるまで、着物業界はブライダル産業に支えられていました。

娘さんの結婚が着物を用意する引き金になっていて、おススメすれば何がしかの着物を選んでくださった良き時代だったように思います。
パブルが弾けると、着物に対する考え方もドライになり、無駄を省きたいと考える人たちが増え始めるようになりました。
一方で、使わなくなった物を買い取りして、格安で販売するリサイクルショップが市場に顔を出し始めると、タンスに眠る着物を売る人がいて、それを買う人が現れる新しいビジネスが成り立ちようになりました。
そのお手軽感が着物初心者の心を掴んだのか、古着でおしゃれする人が増えているような気がします。
そればかりか観光地などでは、レンタル着物で和文化に触れるサービスを取り入れると、若者を中心に受け入れらていることを考えると、着物が見直されているのではないでしょうか?
しかし、きもの愛好家のお手軽感は、呉服店さんと交わりにくいところがあって、2極化の方向へと進み始めています。
ところが最近のお客様の傾向を視ていると、譲っていただいた着物の、仕立て直しやシミ落としや丸洗いの相談をいただくことが増えていて、きものの資源が呉服店からタンスの中へと移り変わり始めていることを知らされています。
資源を大切にすることはとても大切なことです。
そのことが新しい着物の消費を鈍らせていているとしたら、これまで以上に魅力的な商品を市場に送り出さなければなりません。
お手軽感が一つのキーワードになるだけに難しい選択を迫られるわけですが、ここで考えたいことは、伝統の技を絶やしてしまっては、本物と言える着物が作れなくなるだけでなく、目に見えない資源を失うことになりす。
その事を考えると、きもの愛好家の動きが気になりますが、憧れを持っていただける着物を取り扱える店になりたいです。
現実はそれを拒んでいるかのようですが、私が着物の業界に入った時に比べると、着物に対する見方も楽しみ方も随分変わりました。
着物の魅力に取り付かれたからでしょうが、着物に出会いを持った人たちが、そうあって欲しいと願う昨今です。
先程まで着付け教室もあって投稿が遅くなってしまいました。
これで終わりに致します。
お休みなさい。
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