【店主の呟き】
今日は月初めの京都出張の日で、今月21日(金)からの「卯月の会」を控えていることもあって、気合いを入れて仕入先を廻って来たのですが、仕事に夢中になっていてスマホに映像を取り込むことを忘れていました。
そのことに気づいたのが京都駅に向う地下鉄の電車の中。
なので大変申し訳ありませんが、今日の記事の映像を京都駅とさせてください。
数日前から今日の出張の段取りをしていて、時間ロスが出ないように仕入先を廻る順番や出向いた先でどのような商品を見るのかまで決めていたので、14軒の仕入先を廻ることが出来ました。
その内の12軒が和装関係に仕入先で、着物にとても力が入っていたことがお分かりいただけるかと思います。
仕入先を廻ってみて一番感じたことは、「こんな所まで外国人観光客が着ているのか!」と思うくらい、キャリーバッグを引きずって歩いている人が沢山いました。
それもアジア系でない外国人が多い感じがしました。
着物関係の会社が集まっている“室町”で昼御飯を食べるのに、6人のカウンター席しかないとっても狭い韓国料理店に入ると、ヨーロッパ系の男女がランチを注文されていて、どうしてこんな所に観光客がいるんだろうと思ってしまいました。
観光地でない着物業界のフィールドとも思える所にも外国人行き来していて、世界中の人が京都に感心を持っていることに気づかされた次第です。
仕入先の話では京都市内でホテルの宿泊が何処も取れないみたいで、一泊の料金が2倍になっているとのことでした。
京都に観光客が戻って来ているみたいで、久しぶりに賑わいのある京都を見せてもらった気がします。
一方で同業者が京都入りしている先が少ない感じがして、業界がコロナ前の状態まで回復するまでには、もう少し時間がかかるのかもしれません。
見方を替えれば、新しい商品が作られていないから呉服店が集まってこないということも考えられます。
どちらであったとしても、新しい風を吹かせようとする提案力と工夫が足りない感じがして、物足りなさを感じた京都でした。
いつになったら私たちの業界に「新しい風が吹くのだろう・・・」
簡単な記事しか書けませんでしたが、今日はこれで失礼させていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。