【店主の呟き】
今日は月初めの京都出張の日で、今月21日(金)からの「卯月の会」を控えていることもあって、気合いを入れて仕入先を廻って来たのですが、仕事に夢中になっていてスマホに映像を取り込むことを忘れていました。
そのことに気づいたのが京都駅に向う地下鉄の電車の中。
なので大変申し訳ありませんが、今日の記事の映像を京都駅とさせてください。

4月3日の京都駅
数日前から今日の出張の段取りをしていて、時間ロスが出ないように仕入先を廻る順番や出向いた先でどのような商品を見るのかまで決めていたので、14軒の仕入先を廻ることが出来ました。
その内の12軒が和装関係に仕入先で、着物にとても力が入っていたことがお分かりいただけるかと思います。
仕入先を廻ってみて一番感じたことは、「こんな所まで外国人観光客が着ているのか!」と思うくらい、キャリーバッグを引きずって歩いている人が沢山いました。
それもアジア系でない外国人が多い感じがしました。
着物関係の会社が集まっている“室町”で昼御飯を食べるのに、6人のカウンター席しかないとっても狭い韓国料理店に入ると、ヨーロッパ系の男女がランチを注文されていて、どうしてこんな所に観光客がいるんだろうと思ってしまいました。
観光地でない着物業界のフィールドとも思える所にも外国人行き来していて、世界中の人が京都に感心を持っていることに気づかされた次第です。
仕入先の話では京都市内でホテルの宿泊が何処も取れないみたいで、一泊の料金が2倍になっているとのことでした。
京都に観光客が戻って来ているみたいで、久しぶりに賑わいのある京都を見せてもらった気がします。
一方で同業者が京都入りしている先が少ない感じがして、業界がコロナ前の状態まで回復するまでには、もう少し時間がかかるのかもしれません。
見方を替えれば、新しい商品が作られていないから呉服店が集まってこないということも考えられます。
どちらであったとしても、新しい風を吹かせようとする提案力と工夫が足りない感じがして、物足りなさを感じた京都でした。
いつになったら私たちの業界に「新しい風が吹くのだろう・・・」
簡単な記事しか書けませんでしたが、今日はこれで失礼させていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







