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今日は来客も多くて少し忙しい日でした。
暑さが少し治まったこともあるのかもしれませんね。
閉店後も着付け教室や着物コーディネートのことでお客様がお越しになられていて、急いで投稿に入ったところです。
今日も味のある夏物を紹介してみましょう。
こちらの映像ですが、藍で染められた夏小紋に紗(しゃ)の黒地の帯を合わせてみました。
蝶の紋様の着物に虫かご、この組み合わせが一つのストーリーを生み出し、風情を感じております。
暑い日のひと時を、このような着こなしで楽しんでいただきたいな~
着物は藍の濃淡で竹笹と蝶を描き、その表情は風を呼び込んでいるかのようで涼しげでしょう。
虫籠と萩、そして桔梗を刺繍で描かれていて、黒地に浮き上がる模様が優しさを誘います。
日本の和を一つかみした、おしゃれなコーディネートです。
そして今日は沖縄県と北海道のお客様にお電話を入れることがありましてね~
このブログから出会いがあった訳ですが、南から北へとその距離があまりにも離れているだけに、ネットの凄さを改めて感じさせられたしだいです。
沖縄県のお客様へのご用件は、ご注文をいただいた麻素材の夏帯が仕上がったことと発送の確認の電話です。
その品が映像のドット柄です。
以前のブログ記事をご覧になられてご注文をいただいたのですが、その品がお嫁入りしていたことから、新たに同じ商品を染めたものです。
私の店のことをブログでしか判らないのに、別染でご注文いただけるなんて、こんな光栄なことはありません。
お電話で了解を得て記事にさせていただきました。
そして北海道の方は、坂口幸市さんの加賀小紋の絹紅梅の問い合わせをいただきましてね~
ご要望にお応えすることができませんでしたが、こうしてご相談をいただけることに感謝しております。
他にも商品の問い合わせがあり、きもの愛好家が商品を探す手段としてネットを活用している現実を身を持って知らされています。
この年になると、時代の変化についていくことがとても大変で、人に話せない苦労が山のようにありますが、それだけに実を結んだ時の喜びは店頭では味わえないものがあります。
しんどいけど、このブログを大切にしたいんだな~
どうか温かい目で見守っていてください。
そして、気になることがあれば相談してください。
お待ちしております。
今日はいろんなことがあって少し疲れました。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







