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わずかながら落ち着きを取り戻し、店内の整理に追われる一日でしたが、暖かな日でしたね~
過ごしやすい初夏を感じさせる陽気で、季節が変わろうとしていることがうかがえます。
少し前まで、華やかな桜が私たちの心を麗してくれていたのに、いつの間にか葉桜になっていて、過ぎる時間の早さを改めて感じています。
思い返せば、店に縛られる日が多くて、移り変わる自然の姿を味わえなかった4月でした。
いまだに頭の切り替えができていませんが、爽やかな風が心を癒してくれていることに気づかされます。
店内は商品の移動で、お客様を迎えられる状態ではありませんが、それでも少しずつ初夏の商品が並び始め、夏商戦の準備に入り始めているところです。
ここにディスプレーした商品のその一つで、綿麻紬の着物に麻の染め帯でコーディネートしたものです。
色合いの初夏らしく、縞柄の着物に気持を引かれる方も多いかもしれませんね。
作られているのは新潟県小千谷市で、カジュアルな着物になりますが、リーズナブルな価格帯であることから注目されている着物と言えるでしょう。
この、素朴な感じが哀愁を呼び寄せているように思いませんか?
縞柄に使われているグリーンをコーディネートの基本に帯を合わせたものですが、雪輪に千鳥柄の帯も、なかなかのものでしょう。
幾何学模様の着物に、写実的な模様の帯で組み合わせるって、おしゃれな着こなしだと思いませんか?
季節に適応したした着物に、季節を感じる模様の帯が一体感となっておしゃれを楽しむことができることでしょう。
こうして店内は趣きを変え、初夏の装いの提案が始まります。
まだスタートラインに立てる状態ではありませんが、和装小物も充実させて皆さんの前に登場させたいと考えているところです。
どうか楽しみにしていてください。
それではこれで終わらせていただきます。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







