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暑さも増し始め、日に日にゆかたの需要が伸び始めているのではないかと思うが、私の店は中だるみ状態でピリッと致しません。
ゆかたは夏のイベントとセットになっているところがあり、多くの若者がゆかたを着ることに憧れをもっている感じがするが、それだけにライバル店も多く競争の激しい商品です。
それだけに、個性を大切にして差別化を図っていますが、そこで止まってしまっていて、販促が足りていないことを感じています。
ここが家業店の弱点かもしれません。
そのことを踏まえて、ゆかたをコーディネートしてみたのでご覧ください。
深いグリーン地のアヤメ柄の浴衣地です。
このグリーンという色はなかなかない色で、年代幅の広い個性的なゆかたといえるでしょう。
そのゆかた地に白地の帯を合わせると、色のコントラストがハッキリして、品のいい華やかさが表現されます。
しかし、それだけでは物足りないかと思い、淡いグリーンのトンボ玉の帯留を加え、個性的な下駄を加えてみました。
ゆかたの模様は一般的かもしれないが、大人のおしゃれを感じていただけるかと思います。
ゆかた地・・・・・・・・・・・・・¥19,224 (綿100%)
羅織りゆかた帯・・・・・・・・¥24,840 (綿100%博多織り)
トンボ玉・・・・・・・・・・・・・・¥2,160
リバーシブル三分紐・・・・・¥4,860 (絹100%)
桐下駄・・・・・・・・・・・・・・・¥11,880
ゆかた地のお仕立て代・・ ¥9,700
総額で¥72,664のコーディネートととなりましたが、ゆかただけだと、お仕立て上がり価格は¥28,924となります。
参考にしてください。
そして、171号の四季を楽しむ情報紙「あ・うん」が仕上がりました。
今回もネタ集めに苦労しましたが、作り終えることができてホットしています。
構成をする前に、「何を書いたらお客様のお役に立つことができるのだろう~」、そのことが頭から離れず、書き込んだ情報を違うネタと書き替えることがことがよくあります。
ただの紙切れかもしれないが、店の心を詰めたお客様とのコミュニケーションツールだけに大切にしたくてね~
結果がどのように結びついているのか判りませんが、お客様との距離を縮める意味でも止めることができません。
店を動かすことって本当にしんどいことだが、このエネルギーを失ったときは店を閉めるときだと言い聞かせている私です。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







