このブログで店との出会いが始まったお客様が何人かおられますが、昨日そして今日と久し振りのご来店がありました。
その方々が口々におっしゃられることが、「毎日大変みたいでお疲れのようですね~」 との言葉。
ブログを見てくださっている方が気を使ってくださるなんて有難く思っております。
でも、お客様に心配をさせるような記事を書いている自分が少し恥ずかしかったですね~
しかしこれが正直な私です。
その日のつぶやきを書くことでストレスを解消しているところもあるんですよ・・・・・・
そして今日も私のつぶやきからの記事です。
午後の2時過ぎからお客様が重なり3時頃には店はパニック状態、慌てれば慌てる程に集中力が散漫になり、ご迷惑をかけてしまったところがあったように思います。
このブログを借りてお詫び申し上げます。
写真の色が肉眼とは異なりますが、この着物は薄い桜色に猫と魚の模様を描いた綿・麻の浴衣です。
とても面白い図案なものでアップしてみました。
もう少し大きくした写真です。
猫好きな若いお嬢さんにおススメしたい浴衣です。
ちょうど 「にゃんニャン猫展」 をしているもので、小物も猫柄の帯止めを合わせてみました。
他の人と変わって浴衣を着たい方は手にする価値のある浴衣だと思いますよ・・・・・・
興味を引かれる方は、確かな着物の色を見に来てくださると幸いに存じます。
ところで浴衣の動きが活発になりつつありますが、プレタゆかた (仕立上りゆかた) の選び方の大切なポイントを一つ申し上げておきます。
それはゆかたの寸法がご自身の体の体系と合っているかを確かめる為の知識です。
見分け方は身長と着物の長さが同じであることが、いちばん着付けがしやすい浴衣で、ご自身のストライクゾーンの寸法であるということです。
例えば150cmの身長の方が、160~163cmの長さのゆかたを選んだとすると、10cm程の長さが着付けをする際にジャマになります。
そうなると、長い分を帯を締める箇所の下で長さの調整が必要となります。
また、身長170cmの人が、160~163cmの長さのゆかたを選んだとすると、腰紐が一番安定する位置より下げてヒップに近い所で腰紐を結ばなくてはなりません。
いずれも着付けが慣れていないと、着崩れがおきる可能性があり不恰好なゆかた姿になる可能性があります。
以上がゆかたの長さの注意点です。
次に着物の巾ですが、腰周りが100cm以上になると既製品のゆかたでは掛け合わせが難しくなり、ゆかたが 「ハ」 の字に広がることが考えられます。
お買い求めになる際には、必ずゆかたを着て確認してみてください。
この二つのポイントを抑えゆかた選びをすると、新しい発見が見えてきて着物寸法の大切さが分ると思いなすよ・・・・・・
どうか参考にして下さい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






