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慌ただしく過ぎた8月も終わりを迎え、いよいよ明日から秋の入り口とも言える9月へと向かいます。
密かな期待を寄せつつも、気の緩みからか目の前がぼんやりしていて、緊張感に欠けたところがあります。
そして店内は夏物が影を潜め、すっかり秋の装いに変わりました。
これから秋の受け入れ態勢に入りたいと考えていますが、その前に終わり行く夏商戦を振り返らないとなりません。
今年も着物愛好家の裾野を広げることができればと、浴衣を店作りの核に5月から展開していましたが、7月に入って急に動きが鈍くなり、8月はお粗末な結果に終わってしまいました。
閉じてみれば、昨年よりやや悪かったかもしれません。
報道で示されている増税が消費を鈍らせていることも考えられますが、他店との差別化を図りけれなかったことを反省しています。
それとバーゲンのタイミングが少し遅かったと思うところもあり、夏商戦の勝負が早くなりつつあることを感じています。
一方で夏着物(絹100%)の需要が少なく、夏の装いが浴衣に奪われてしまっている気がしますが、浴衣市場に異業種が入り込んでいるだけに、呉服店さんの取り組みが問われている気がします。
これで夏商戦の一区切りついた訳で、頭の切り替えをして、秋商戦の臨めなくてはなりません。
明日、京都に出向き、新しい店作りの力になるものを探しながら、刺激をもらってきたいと思っています。
そして今日は妻の月命日。
お母さんに長女の結婚式の報告と、9月に長男の結婚式があることを伝えてまいりました。
物事が淡々と過ぎて行きますが、子どもたちが独り立ちしたことを喜びとしなければいけないのかも・・・
すっかり我が家の環境が変わってしまって、戸惑いを隠しくれませんが、それだけに、お母さんがそばにいてくれたらと思わない日はありません。
いろんなことが駆け足で過ぎて行った8月。
心が晴れているのか曇っているのか分からないままに時が刻まれた8月。
頼りない自分ですが、これからも力を貸してくださいね・・・
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






