「ちぢみ結城紬」で遊んでしまいました・そこに私のコーディネート術があります

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 ここにある画像の商品は「ちぢみ結城紬」という品で、銀座の展示会で見かけた商品です。
織機で織られたもので、文化財の商品に比べると、驚くほどリーズナブルで、幾何学模様を単色で作り上げところにとても魅力を感じております。
それは、素朴な風合いの手触りに加え、着物をベースにしてコーディネートを限りなくおしゃれができるからです。
そのおしゃれ術を私の視点で書いてみたいと思います。

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まず、帯合わせを無地系でまとめ、小ざっぱりとした装いに仕上げることもできるし、幾何学模様やポイント柄などで、思いきった遊び心を表現することだってできるのでは・・・
コーディネートしたものを、ここにご紹介が出来ないのが残念ですが、これも着物が紬で幾何学模様の単色で織られているからで、着物を脇役として考えたコーディネートの合わせ方といえるでしょう・・・
加えて、帯〆帯揚げ、半衿や足袋、長襦袢も含め、色や柄で遊べるのが、とても魅力的かと思います。
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例えばこのような帯揚げで、チラリと遊び心を入れると、面白いでしょうね~
色の使い方もおしゃれだし模様も変わっているでしょ・・・

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動物がいっぱい並んでいて、身に付けるだけでワクワクできるのではないでしょうか?
幾何学模様に写実的な模様の組あ合わせが面白さを生み出し、おしゃれが倍増するから面白いんだな~
空想の世界ですが、最初の映像にある左端のピンクのラインが入ったちぢみ結城紬に、少し濃いめの紫色の無地感の帯を合わせ、帯のラインを白っぽい帯〆で色を抜き、画像にある帯揚げを入れると、全体の装いうに色合いにメリハリが効いて、遊びが帯揚げに潜んでいるという楽しいコーディネートに仕上がることでしょう。
考え始めたら無限におしゃれの仕方が湧いてきて、私の心を踊らせます。
実はこの種類のちぢみ結城紬を、私の店で紹介できないこのかと担当者と相談しているところで、遊びの心をこの地域の方に観て欲しいんですね~
どうなるか判りませんが、私の好きなジャンルである事だけは確かです。
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今日は秋晴れとなった一日で、吹く風が夏から秋に変わったことを感じさせる陽気でした。
一週間後の土曜日は息子の結婚式で、気ぜわしさが増し始めようとしていますが、仕事も含めいろんなことが追いかけて来る感じがして心の休まる日がありません。
来月は妻の七回忌と店の「神無月展」が控えていて、頭の中でいろんな線が絡み合い、考えることが絶えませんが、ここまでなんとかこれたのだから、この先もなんとかなるでしょう。
今日の青空のような心で、物事を視る力を持たないといけませんね。
それではこれで終わらせていただきます。
お休みなさい。