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夜更かしのした次の日は辛いものがあります。
昨日は同業者たちと遊んでいて、自宅に戻ったのが深夜の3時、寝付かれずに夢心地になったのは4時頃だったと思います。
いつもと変わらない仕事をこなしていたものの、日が落ちて、静かになった店内のBGMに耳を傾けていると、眠気が襲い始めましてね~
いつまでも若くないのに、無茶をしてしまったと反省しています。
ところで今月もいつのまにか月末に近づいていて、このひと月間、何をしていたのかと思います。
魅力的な提案が不足していたと言わざるおえませんが、この魅力的な提案て、いったい何なんでしょうね~
食品スパーで卵などを破格値で売るような仕組みや、何がしかの得点を付けてサービスをする業界でもない気がします。
小売業である以上は、無視できない取り組みかもしれないが、競合店があって成り立つ戦略で、呉服店が少なくなっていく中においては、自爆する行為に繋がるのではないでしょうか?
なのよりも継続できる家業店であることが望まれる訳で、そこに視点を置くと、店のファンを作り出す工夫に加え、きものファンを増やす努力が必要とされている気がしてなりません。
言葉を変えるなら畑を耕し実を育てることが業界人に課せられた課題と言えます。
そのプロセスに価値を生み出さないと、業界の将来が見えてこないのではないでしょうか?
生活になくてはならない商品との違いがここにあると捉えています。
糸口が解っても、糸を手繰り寄せるとすぐに絡まる業界の構造。
綺麗ごとだけでは動かせないユーザーの心。
揺るがぬ信念と同じ志を持つ業界人が増えないと、新しい実が育たない気がします。
そのことを前提に、メディア関係者にお願いしたいことがあります。
和装業界が努力を怠っていてはいけませんが、単なる着物の報道に留まらず、業界の発展に関わる取り組みがあれば、是非ともメディアに取り上げていただくことができないでしょうか?
一つの点火剤になるだけでなく、新しい方向性を見つけ出す切っ掛けに繋がるように思うからです。
メディアの力に心を動かされることが多いだけに、そのことを心に留めておいていただければ有難く思います。
そんな日が訪れることを信じて、もっと深く考え直球で市場と向き合わなければいけませんね。
私のひとり言で何一つ響くことはないかもしれないが、ここに書いてみました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。