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今日は大人可愛い紬をコーディネートしてみたのでご覧ください。
それがこちらの組み合わせです。
冬の装いとしては爽やかな着こなしになりますが、おしゃれな香りを感じていただけるかと思います。
モノトーンの紬になりますが模様が可愛いでしょ・・・
この香りを大人の装いへと導きたくて、墨色地に更紗(さらさ)柄の牛首紬の染め帯で凛とした表情を表現してみました。
そして冬空の備えとして、ゴマアザラシの防寒草履と赤の蛇の目傘を・・・
この和傘があるだけで、着物の装いを、り一層魅力的なものに変えてくれるから不思議です。
それにさりげないおしゃれにコマアザラシの防寒草履とくれば、着物を知らない人でも心を奪われることでしょう。
しかし冬の装いとしたらまだ不十分です。
ここに羽織かコートが加わるのが知性ある着こなしといえますが、ここではそのコーディネートをはぶかせていただきます。
代わりにという訳ではないが、冷たい風に触れる首元をカシミアショールでおしゃれを考えてみました。
選んでのは黄色のショールです。
装いに明るさと品の良さが加わり、優しさも加わった気がします。
帯〆をショールの黄色に合わせ、チョッピリ、クリスマスをイメージしたグリーンが覗く帯揚げを入れてみました。
ここに羽織が加わると、白っぽい着物でも冬の装いになることでしょう・・・
想像してみてください。
年末は忘年会やクリスマスといった大人の遊びが増える月です。
その度ごとに何を着て行こうかと、おしゃれに気を配るのが女性かと思いますが、着物でお出かけという乙なスタイルも魅力的ではないでしょうか?
その日がサークルのクリスマスパーティーだとしましょう。
いつもと違う自分で出席したいものです。
タンスを広げ、着物のの装いをあれこれコーディネートしてみるのも楽しいもので、ここは着物で向かうことに・・・
寒さが染みわたる季節の装いうが整うと心も弾むものです。
その日は小雨が降る夜の事。
用意してあった和傘を広げ、冬の装いでイルミネーションが輝く繁華街へ足を踏み入れたとしたら、「クリスマスに着物かよ・・・カッコいいな~」
すれちがう人の目線を感じながら、着物の魅力を感じていただけることでしょう・・・
まちがいなく、会場でも主役になることでしょう。記念写真も中央に来るように言われるのではないでしょうか。
その時が着物のおしゃれを実感できるシーンだと思います。
どうか季節に合った装いで大人の遊びを考えてみてください。
店内では「師走の装い・冬支度」の提案が始まります。
地域の方にどこまでおしゃれな提案ができるのか未知数ですが、新たな試みとして取り組んでみたいと考えているところです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







