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冬の中休みという感じで穏やかで比較的温かな日になりました。
休まず営業していると瞬間的に今日が何曜日なのか判断がつかなくて、曜日感覚を失っていますが、お雛様展も終わり少し模様替えをしてみました。
とにかく、動いていないと気が済まないタイプで、暇さえあれば商品ディスプレーをしている私です。
そして綺麗になった売り場を視ては新鮮な気持ちになり、これから今からという小さなパワーが体の中に入っていきます。
私にとって商品ディスプレーは、スポーツ選手に例えるなら、試合前の準備運動みたいで、体をほぐす手段になっているのかもしれません。
ただし私の場合、体をほぐし試合に臨んでも戦う相手がいないことが多いにが悩みです。
なのに、こんどこそと思うと、自然に体が動いてしまいます。
自己満足かもしれないが、娘たちを戯れている時間が楽しく思えてしかたありません。
話しが変わりますが、妻の中学時代の同級生が着物相談に来てくれましてね~
9年近く前に妻がかよっていた中学校の同窓会があり、その時にもらった名刺を探しネットで調べて数日前に問い合わせをいただいた方です。
それまで、妻が遠い世界へ行ってしまったことを知らなかった様子で、涙がこみ上げてくる電話でした。
その時の電話を受け、あの世で妻が営業してくれていたのかと思うと嬉しくてね~
そんなご縁で出会うこととなったお客様です。
初対面なのに、そんな彼女と時間が過ぎるのを忘れていろんな話ができました。
家族の事や子供たちの事、その時間は妻が私に乗り移ったかのようで、有意義な時間だったかもしれません。
これも妻のお蔭です。
もしも元気でそばにいてくれていたら、どれだけ勇気づけられていたことでしょう。考えると寂しくなりますが、姿が見えなくとも私たちのことを心配してくれているかと思うと、感謝の気持ちがこみ上げます。
「後は、お父さんに任せるから・・・」、そんな声が聞こえてきて、妻が繋いでくれた縁を大切にしたいと思った出来事でした。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






