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昨日は寒気がして記事の書き込みができませんでした。少し喉の痛みが残りますが、休養を取ることができて快復の方向に向かっている気がします。
私の代わりに仕事をしてくれる人がいないのだから、自己管理には気を付けないといけませんね。
ところでイスラム国に拉致されていた湯川さんが殺害されたとか・・・?
単純にイスラム国は何を考えているのかと腹が立ちますが、日本人の国民性が試されている気がしてなりません。
他国との協調も必要かと思いますが、総理には世界を人間国と捉え、日本人らしい判断をして欲しいと願っております。
世界が発展を遂げている裏で怒りと欲望が渦巻き、人の命を道具に使う集団がいることを目の当たりにしましたが、絶対に許されることではありません。
誰が、何処の国が、世界平和の道筋を示すことができるのか、関心の持って見守るしかありませんが、川の流れの源流が一滴の水滴から生まれるとしたら、一人一人が平和の意味を問いただし、労りの心を持つことで、集まられた上流からの水の流れは、生物が住みやすい川になるのではないでしょうか・・・?
一刻も早く問題の解決を見つけ出して欲しいと思います。
この話はここまでとして、店には毎日のように着物のメンテナンスの相談が入ります。
着終わった後のお手入れから、タンスに眠る着物や帯のシミ落としなど、その対応はさまざまですが特に目に付くのがカビです。
先日持ち込まれた高価な大島紬ですが、斑点が模様になって見えるのがカビです。
手を通さずにタンスにしまっていたら、こんな感じになってしまったとおっしゃっていましたが、湿気がカビを呼び寄せたのではないかと考えられます。
職先と相談しなくてはなりませんが、ここまでカビが広がると、洗い張りと言って、反物の状態に戻して着物を洗いカビを取り除いてから仕立て直しが必要かと思います。
こちらは着付けの練習にお持ちなられた男物の袴です。
映像は袴の裏側になりますが、白い斑点がカビで、表の縞柄にも無数のカビが発生していて教室で広げてみてびっくり・・・
何年もタンスにしまい込んでいたと話されていましたが、この状態に驚きを隠しきれない様子でした。
こちらもカビ取りをさせていただきますが、一度皆さんもタンスの中の着物や帯にカビが出ていないかを確かめてみてください。
出始めたカビは専門家が手を加えないと取り除くことができません。
カビ対策としては、湿気を持たないように管理されることですが、空気が乾燥している晴れた日に陰干しをされることが一番の対策法です。
ちょうど、この時期の晴れ渡る日が続いた2日目ぐらいが適当かと思いますが、それが難しいとなれば、カラット晴れた日に、着物をタンスから出し風通しを良くして、たたんだ状態でもいいから新鮮な空気に触れることです。
他にもタンスに乾燥剤を入れて置くことも対策の一つで、その効果は持って一年かと思います。
面倒なことかもしれませんが、年に一度くらいは着物の点検も含め新鮮な風に触れることをお勧めします。
分からないことがあれば、信頼できる着物専門店さんで尋ねてみてください。
言葉が足りないところもありますが参考にされてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。