昨日に続いてうっとうしい梅雨空、カンカンと照りつける太陽が恋しいですね~
こんな天気は来客が少ないかと思っていたら、大忙しで活気のある一日になりました。
とても有り難いことです。
そして今日、お客様から留袖の下に着た、黄変した下着の再利用の相談がありました。
最近は比翼(ひよく)を付けた仕立て方をしていて、
昔のような白の下着を重ね着することが少なくなりました。
「めでたい事が重なる」と言って留袖の下に白の下着を
重ね着したと聞いています。
拝見してみると肉厚の正絹の生地、胴裏が変色して使い物になりません
皆さんの中にも、タンスの中から出してみたら、とても着れない状態になっているケースがあるのでは・・・・・
このようになる原因の一つに、梅雨時の湿気が考えられます。
絹物は湿気を一番嫌い、変色やカビが出る原因になるんですよ。
ご注意ください。
そこでご紹介をしたいのが、湿気のキャッチマン「シルカゲル」です。
湿気によるカビから着物を守る防湿剤なんですよ・・・・・
(約6カ月間有効とのこと)
使い方は1シート(26㎝×82㎝)をタンスや衣装箱などの底に敷いて使います。
今日のようなジメジメとした梅雨時には、効果を発揮して着物を守ってくれると思いますよ。
お値段は2シート入りで¥1575です。
参考にしてください。
ところで話は前後してしまいましたが、お客様から相談された下着の着物、身丈も長く生地もしっかりしていたもので、色無地に染めてみることにしました。
色は深い紫の色。
但し胴裏は新しい品と取り替えることになりますがね~
どうか皆さんも湿気対策に気を配るのと同時に、変色してしまった着物を諦めないで、専門店に相談してきてください。
新しい着物に再生出来るかもしれませんよ・・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







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