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気分転換を図る意味で着物コーナーの模様替えをしてみました。
自己満足の世界かもしれませんが、売り場のディスプレーを変えてみると何故か気持ちが豊かになります。
一つ一つの組み合わせに着る女性のお顔も思い浮かびますし、着る場所や喜びの声も聞こえてくるから楽しくてしょうがありません。
私のストレス解消法になっていますが、あくまでも空想の世界で現実は甘くはありません。
それは洋服のように手軽に手にできる品でないからです。
女性の憧れとする装いを着物のチャンネルでどこまで迫ることができるのか、この店の強みばれたらと思って日々試行錯誤そています。
そんな私からの今日の提案は、「音楽を楽しもう」を軸に着物コーディネートしてみたのでご覧ください。
冒頭の映像を大きくしたものですが、白っぽい小千谷紬格子柄の着物にバイオリンの帯を合わせ、鍵盤柄の黒字のバッグにゴマアザラシの防寒草履でコーディネートしたものです。
これで貴女は音楽会モードです。
お友達とクラッシックの音響に心を踊らされたコンサート。その余韻を残しレンガ作りのレストランへ・・・
静かにジャズが流れる店に着物姿がお似合いになることでしょう。
バッグ以外はこのブログで紹介させていただいているので、これから先は、新しく揃えたバッグのスポットを当ててみたいと思います。
こちらが私のお気に入りのバッグです。
洋装に持てるバッグですが、カジュアルな着物に合わせると素敵だと思いませんか?
注目したいのはバックの作りと鍵盤の模様です。
角度を変えて紹介してみます。
反対側には編版と音符の模様が描かれています。
模様は生地に染付をしたもので、素材の違う記事と牛革をパッチワークして作られた品です。
お財布以外に持ち歩きたいものがあっても、この大きさだったら安心かと思います。
バッグの大きさは幅33㎝、高さ18㎝、底も18㎝くらいかな~
お値段は税込49,600の品です。

個性的なバックですが、この面白さに心が惹かれました。
音楽を人生の友と思っていらっしたる貴女にお勧めしたい商品です。
今日はとっても暇な一日でしたが、着物と戯れることができて幸せでした。
ディスプレーを終えた店は、まさに私の遊びのコレクション状態で、普通の呉服店とは全く違う店になっています。
地域に馴染まない品揃えかもしれませんが、新しい感性で春をお伝えできればと思っています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






