夜更かしをした次の日は辛いものがある。
昼食を済ませせてしばらくすると、眠気が襲ってきていつもと変わりない素振りをしていましたが、実は仕事に集中することができなくてね~
私にとってマージャンは気晴らしになるものですが、仕事に影響するとなれば褒められた話ではありません。
それを注意するものは誰もいないだけに、自身でイエローカードを出す私でした。
さて、お天気が再び回復して青空が広がる一日でした。
日曜日とあって来客が多い訳ではありませんでしたが、内容の濃い仕事をさせていただくことができたように思っております。
結城紬展後、勢いを失っていた時でもあり、元気をいただかるものになりました。
店を切り盛りすることって、これでいいのかと思う不安がいつも付きまとっていて、心のどこかで店作りに対して変化を求めてしまいます。
それは品揃えや商品ディスプレーであったり、新しい企画やおしゃれの提案であっあり、ネットの生かし方であったりする訳ですが、成果を生み出すことなかなかできません。
ある意味で同じことの繰り返しがマンネリ化になっているように思えて、足りないものが目についてしまうものです。
そして思うのです。
「今の自分に何ができるのだろう・・・」って。
それはお客様の心を動かす道を探るもので、自分の心を突き動かすものになっているのでしょう。
しかし私にはコツコツ積み上げることしかできません。
時代の変化とスピードに合っていないのかもしれませんが、それが、お客様側すれば安心に繋がる側面があるのかもしれません。
積み上げた時間は、お客様からさまだまなご相談をいただけるものになっていますが、目指すものは、着物に関心を持っていただける方を増やすことです。
そのためにも、着物初心者に優しい店でありたいし、品質とセンスにこだわる店であれたなら、着物愛好家との出逢いも増えるのではないかと考えています。
この点を明確に受け止め、目的を持って専門家としての知識と技を磨かないといけないと思っています。
簡単なことではありませんが、すべてが、「今の自分に何ができるのだろう・・・」の問いかけが、もの事を動かしているのかもしれません。
だから、諦めることがあってはならないのです。

おしゃれな着物コーディネート
今日は深いチョコレート色の葵柄(あおいがら)の小紋を加工の重たい塩瀬帯でコーディネートしてみました。
葵柄は2種類の絞りを染で表現したもので、単色で染めているところにおしゃれ感があって味わいがあると思っております。
飛び柄の季節感のない着物で、模様に力強さもあり、手描きの草花を描いた帯で、それぞれにないものを一つにした形でコーディネートしてのです。
好みもあるかもしれませんは、ゴージャス感があって素敵でしょ・・・

おしゃれな着物コーディネート
そして帯〆と帯揚げを入れて腹の部分をまとめてみました。
帯〆の色合いがおしゃれだと思いませんか?
着物の地色からするとおしゃれ感のあるものですが、このような帯と帯〆と帯揚げの色を加えると、場の立つ装い近づくから着物って面白いでしょ・・・
そんな想いもあって、ここに紹介させていただきました。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







