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今日は一転して雨模様、鉛色の空のように気持ちまでもどんよりしてしめいますが、元気を出して投稿と致します。
東京オリンピック招致に日本人の「おもてなし」が話題を集めましたが、人に対する心遣いは日本人特有の文化があるのかもしてません。
不精な私が日本人の美学を語る資格などありませんし、真髄を理解している訳ではありませんが、「心をつつむ風呂敷展」を店内で展開していることもあり、不祝儀の風呂敷を通して「心をつつむ」という意図するところを記事にしたいと思います。
その形をこちらの映像からお汲み取りいただければと思いますが、身近で不幸があった時、香典を裸で受付で出す方が多く見受けられます。
礼儀としては香典を袱紗ふくさ)などにお包して出すべきで、その行為が心遣いでないかと思います。
香典を包むにしても、ある程度決まり事があって、悲しみを表現できる色のものを使うのが常識とさます。
一般的には紫や灰色などの無地が使われることが多いかと思いますが、店ではもう一歩踏み込んだ不祝儀の風呂敷を紹介させていただきます。
こちらは蓮を模様にした小風呂敷。
素材は絹のちりめん地でサイズは45㎝幅・・・価格は¥5,400
四隅に淡彩な模様を入れて小風呂敷。
素材は絹のちりめん地でサイズは45㎝幅・・・価格は¥5,400
黒地に欄を片隅に入れて小風呂敷。
素材は絹のちりめん地でサイズは45㎝幅・・・価格は¥5,400
そして、最初にあった映像の小風呂敷です。
こちらも45㎝幅の絹素材で、片隅に蓮の柄を刺繍したものです。
お値段は¥6,480の品
こちらの2点は大きさを68㎝幅にしたもので、お線香などを包むのに役立つ大きさの風呂敷かと思います。
模様は小風呂敷で紹介した品と同じもので、お値段は¥10,800の品です。
あまり見かけることのない風呂敷だと思いますが、悲しい気持ちを伝える意味でも、不祝儀の風呂敷を活用してみてください。
ここに日本人の気遣いの心があるように思います。

不祝儀よいう難しい領域を記事に取り上げたもので、思うように言葉が出て来ませんでした。
不完全燃焼を完全燃焼に終わらすために、ワクワクする話題を紹介させてください。
それがここにある4点の「手刷たとう紙・金封」です。
どれも可愛いでしょ・・・
仕入れ先がこの春新しく作った金封で、遊び心があって揃えたばかりの商品なんですよ・・・
どのような金封かと言いますと、一枚の和紙に描かれた紙が折り紙のように織ってあって、お金を入れた形を整えてから、帯に「寿 ふくしま」などと文字を入れから帯を巻き付けて金封として使うものです。
「祝御入学 福島」などと書いてもいいし、時と場合によって自由に書き込みができるようになっています。
・富士山
・椿
・春
・金太郎
ユニークで癒されていますが、珍しい金封でけに心遣いが伝わることでしょう。
お値段は2枚組で540円になります。
人それぞれに冠婚葬祭の形がありますが是非参考にしてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






