荷物が出荷できない状況が続いていて、ついに私の堪忍袋の緒が切れました。
運送会社に電話を入れて、「明日うかがえるとの約束を交わしておきながら、3日もパスするとはどういことだ。我慢にも限度がある!」と、強い口調で喝を入れると、ようやく荷物を取りに来てくれました。
来週の月曜日から平常業務に戻るそうですが、全国規模の運送会社にしてはお粗末な対応です。
きっと、私のように不満が爆発した先が多くいるのではないでしょうか?
予期せぬ事態が起きたとこそ、その対応が問われるので、信用を失うものではなかったかと思っております。
私自身も過去にお客様の怒りを買うことがあり、あまり人のことを言えませんが、今回の出来事を教訓にしていただきたいものです。
ところで、来月の話になりますが、2月23日が2(つ)2(つ)3(み)の語呂合わせから「風呂敷の日」になっていて、長年に渡り風呂敷にこだわる店としては見逃すことができません。
そこで今年も風呂敷の日に店内で風呂敷の包み方レッスンを開催したいと考えていまして、娘たちと共に何ができるかを一生懸命考えているところです。
昨年に引き続き、私と違った風呂敷提案の切り口を娘や店のスタッフに考えてもらいたいと思っているのですが、昨年この企画を引っ張ってくれていた長女が子育てのために企画立案から抜けるもので、残された者の負担が増えます。
そこで私も物事を整理して考えてみたいと思っております。
目的は風呂敷の振興と消費を促すもので、その起爆剤として風呂敷の包み方レッスンを開催するものです。同時に、お客様とのコミュニケーションを深めるものでなくてはなりません。
言葉を変えるなら、風呂敷という食材に対して、シェフが新しい料理を創り出し、それを口にした者が美味しいと感じて食材を持ち帰り、家庭で調理するという流れが最も理想的。
その満足度が口コミとなって、魅力的な食材を探しに新しい人が訪れるとなることが仕掛け人の狙いです。
そこで見落としがちになるのが、今回の企画を衆知することで、情報が地域に行き届かないと、風呂敷にこだわりを持っている店であるが分かりません。
そのことを頭に置いて組み立てなければなりません。
そしてもう一つの狙いは、風呂敷という商材を通して、店作りの在り方を固定観念に捉われないで新しい風を送り出せないかと思っていましてね~
何につけても欲張りですが、理想を高く持ってみんなで考えてみたいと思っているところです。
春は人との別れと、新しい扉が開く時でもあります。
そこに風呂敷が入り込めないかと考えていて、心ばかりの贈り物に活用していただけたらと考えています。
例えばこの画像は風呂敷にメーカーさんでもある「いせ辰」さんが贈り物として市場に送り出した箱入りのタオルです。
販売価格は千円の品ですが、
これを単に贈り物として包装するのではなく、風呂敷で飾り結びをして風呂敷も含めて贈り物にされると、受け取った側の喜びは深いもになるのではないでしょうか?
風呂敷の包み方レッスンでは、このような提案もさせていただきたいと思っています。
レッスンの中身についてはこれから煮詰めていきたいと考えていて、先にレッスン日と時間をお伝えさせていただきます。
日時は2月23日(金)の風呂敷の日で、午前と午後に分けて風呂敷の包み方講習会を実施致します。
参加費は無料で、定員は午前・午後共に5人~6人を考えております。
どちらも定員が埋まり次第、申し込みを終わらせていただきますが、詳しいことについては、お電話などでお話をさせてください。
とりあえず、風呂敷の日にめがけて動き出したもので、今日の記事にさせていただきました。
どうか気軽にご相談をいただけますことを願っております。
それではこれにて・・・
お休みなさい。