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力強い日射しを受けようやく夏が訪れた気が致します。
これで夏商戦が活気づくのではないかと考えていますが、ショッピングモールなどでは夏物セールに突入していて、小売店側としてはバランスの悪さを拭いきれません。
個々の店でさまざまな戦術があろうかと思いますが、小さな店のとっては辛いものがあります。
そんな市場の流れを横目に、夏物の鮮度を高めつつ、お客様のニーズにお応えすることって簡単なことではありません。
もうしばらく、店の商品に愛情を持って夏商戦と向き合い、秋に向けてのパワーを蓄えることに専念できればと考えているところです。
そして、今月24日からの「涙市」へと突入致します。
タイトルからもお分かりいただけるかと思いますが、夏物はもとより、秋冬物も決算を前にして割引をさせていただく会です。
まさしく、涙が出る想いで娘たちに割引価格を表示するわけですが、その準備が遅れていて焦り始めています。
さて 話は変わり、今日は夏物から離れて、秋冬物の訪問着をコーディネートしてみたのでご覧ください。
ちりめん地の黒地訪問着を格調のある西陣袋帯でコーディネートしてみました。
訪問着の模様は宝尽くしの柄です。
黒地という個性的な色合いの中に古典柄の宝尽くしが全体に散りばめられていて、おしゃれな装いかと思います。
帯の色合いや帯〆帯揚げの使い方で20代から60歳近くまでお召しになれる訪問着で、親子兼用に着装していただくことも可能かもしれませんね。
帯は黒留袖にも合わせることができる金糸をベースにした松竹梅の文様を合わせてみました。
着物も帯もお目出度い柄で、黒地というおしゃれ感の中に格式高い香りを漂わせたコーディネートかと思います。
秋冬物の装いになりますが参考にされてみてください。

今日は野暮用がありまして閉店時より一時間近く早めに店を離れることとなりました。
なので早めの投稿となりました。
明日に期待を寄せて、これで今日を閉じることとします。
では、再び明日お会いいたしましょう・・・
さようなら。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






