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ここの所、着物から離れたい猛暑日が続いています。
来客も少なく、店の存在が忘れられているのではないかと、ひがみっぽく なりかけていますが、ここは忍のひと字。
焦らずに次の一手を考えてみたいと思っています。
そこで頭に据えておきたいのは秋の単衣提案です。
お召しになる季節としては9月の中旬から20日過ぎくらいから単衣が着装できるのではないかと考えていますが、これも一つの目安として判断していただければよろしいかと思っています。
それでは、しばらくお付き合いください。
単衣用の着物として角通しの江戸小紋を用意してみました。
色目は水色系で現品はもう少し水色が濃く出る着物ですが、合わせた帯がとても魅力てきでしょ・・・
こちらの帯は塩瀬帯にゴールデンムガの糸で木の葉を表現したものです。
お太鼓に右下に細い線のような柄が入っているでしょう。
これは、この作品を描いた「ジャイ・パラカン」という人のサインで、インド細密画家だそうです。
インドではとても有名な方で、若くして人間国宝になられた画家だとか・・・
なんとも言えない魅力が伝わってまいります。
このよに、無地感の着物に合わせるとおしゃれでしょ・・・
帯地の色は赤味がかった黒地で、水色の川の流れに、ほのかに輝く木の葉が浮いているイメージで単衣の装いをプロデュースしたものです。
凛とした女性を作り上げたつもりですが、この装いのカッコよさに一人で酔いしれております。
話題は少し脇道へとそれます。
こちらの商品を供給してくださっている仕入れ先は東京で、店には京都支店を通してこだわりの商品を多く置いています。
ブログでも着物や帯を頻繁に紹介していますが、私の好きな仕入れ先でしてね~
その仕入れ先が、東京銀座にて小売店さんのお客様をお誘いする展示会を開催致します。
残暑が厳しい時ではありますが、秋の先駆けとして、ここにご案内を入れておきたいと思います。
時は一か月後の9月5日(土)・6日(日)の二日間。
会場は銀座フェニックスホール。
住所は東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館2階
☎ 03-3543-8118
関東方面の方で、秋冬物の着物や帯に関心をお持ちの方は、こちらの会を利用してみてはいかがでしょうか?
興味をお持ちであれば、ご案内状を送らせていただきます。
その折には私がお手伝いしたいと思っております。
猛暑日の中、気持ちが秋に向って行かないかと思いますが、ご検討してみてください。

東京での展示会はこれで何回目になるのでしょう。
新しい出会いを求めて、毎年2月と9月の会に参加させていいただいていますが、ネットからのご相談や注文が増えていても、直接お会いしてお話をすることの難しさを実感しています。
東京での展示会はライブ感を味わっていただくもので、お客様に負担を掛けるものではありません。
是非時間を作って、着物の面白さを味わってみてください。
今日も暑いいち日でした。
私はカゴの鳥で外に出歩くことはありませんでしたが、エアコンの中に居続けることは、違う意味で疲れるものです。
今晩の夕食をどうしたものかと考え中ですが、力を付けないと厳しい暑さに立ち向かっていけないだけに精力を付けなくてはなりません。
しかし、食欲がありません。
そのようなことをぶつぶつ呟きながら今日を閉じたいと思います。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






