来年の古布で着せ付けした木目込み雛人形が発表されました・そして私と目が合った市松人形

 とにかく京都は暑くて、乗ったタクシードライバーが37.8度まで気温が上がったことを話していました。
昨日は39度を超え熱中症で倒れた人が多かったそうです。
もしかしたら、日本中で一番熱い町だったかもしれませんね。
私はこの暑さの中を歩き回っていたのですが、体力の消耗が早くて仕事に集中することができませんでした。
いつも通りに戻ってまいりましたが、頭がくらくらして少し頭の痛みを感じています。
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今日に入ったのは午前8時37分。
そして真っ先に古布を使ったお雛様の木目込み人形展の会場へと足を向けました。
「真夏のど真ん中なのに、どうして今頃雛人形なの?」と、思われるかもしれませんが、メーカーさんが来年度用の新作が発表され、取り扱いのある小売店さんが現品を確保するたまに全国から集まります。
なぜなら、人形に着せ付けしている着物生地が昔の古い着物地を使っているもので、同じ人形が二つとありません。
なので、開店前の会場には、私たち小売店さんが並ぶという、熱気に溢れる珍しい展示会なんですね~
そして9時の開店と同時になだれ込み、競い合うようにして展示してある雛人形に売約の札を付けていきます。
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その中に私もいた訳ですが、昨年が人形展が不振だったもので、慎重に吟味して何体かの雛人形を準備してみました。

予定していた金額を一割近くオーバーしてしまいましたが、まずまずの成果を収めることができたのではないかと思っております。
売約の札を付けて一息付くと、担当者が奥の部屋には市松人形を展示しているので、こちらもご覧くださいとの案内が・・・
覗いてみると私の好きな人形作家「味岡映水」さんの市松人形と唐子(からこ)人形が展示してあったのです。
その中の数体が私と目が合って、「私を連れて行って」と呼びかけられましてね~
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そのお人形が、髪を三つ編みにしたこちらの女の子です。
とっても可愛くて、彼女といっぱい話をしてしまいました。
雛人形よりもあいきょうがあったもので、我が家に来てもらうことにしました。
名付け親にならなくては・・・
そんな気持ちにさせてくれた市松人形でした。
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そしてこちらの唐子人形も・・・
表情も豊かだし、着せ付けしている着物生地も味があって魅力的でしょ・・・
レトロ感があって私の心を離しませんでした。
この2体も今年の12月頃に店にやってくると思いますが、今年も古布を使った木目込みひな人形展を年末か年明けに開催する予定でいます。
どうか楽しみにしていてください。
日頃からホットコーヒー以外に多くの水分を取らない私ですが、この二日間炎天下に晒されていたこともあって、水分を多く取り過ぎた感じがします。
この水分が体内を熱くしているみたいで、今晩も寝苦しい夜となりそうです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

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