♥ 日本の四季は、四人の女神が支配していると考えられていたそうです。
春は「佐保姫(さほひめ)」、夏は「筒姫(つつひめ)」、秋は「竜田姫(たつたひめ)」、そして、冬は「宇田姫(うつたひめ)」。
これは、都を囲む山々のうち、東の山には春、南の山には夏、西の山には秋、北の山には冬の神が、それぞれ住んでいるという中国の考え方に基づいているとか・・・
ただ、中国の四季をつかさどる神は、「青帝(せいてい)」、「炎帝(えんてい)」、「白帝(はくてい)、「黒帝(こくてい)」と、みんな男性の神なのですが、日本は女神です。
情緒ある日本の四季は、女神がつかさどっていたのですね~
平城京の西には竜田山がありました。そこに住んでいる竜田姫は染色と織物が得意なんだそうです。
錦織りなす野や山の見事な色彩(紅葉)は竜田姫のしわざで、その素晴らしい技を思う存分 味わえる季節がやってきたみました。
秋は自然の豊かさに目を向ける季節で、お米などの農作物の収穫時期でもあり、秋の深まりと共に彩を変える野山の美しさにも満たされたりするものです。
しかし私たちは、その恩恵に感謝することもなく気ぜわしく生活を送っていて、ゆとりある生活を忘れているのかもしれません。
このような話題から始まったのは、午前中に嫌なことがありましてね~
そのことが尾を引いていて気持ちを切り替えたくて、単に目にした本から竜田姫に触れたまでのことです。
その嫌なこととは、車の接触事故に遭いまして、そのことで話がもめていましてね~
その場所は国道に出るまでの150m近く前のことで、その間に2つの信号があって2車線とも信号機に向って緩やかに車が流れていた時に、追い越し車線を走っていた私の車に、左側で可笑しな物音がしたもので、何が起きたのかと目をやると左車線の車が接触したことが判りました。
おそらく、私の車に気が付かずに進路変更したことが接触した原因かと思いますが、車を停めて起きてしまったことを確認しなくてはなりません。
その時、反対車線には赤信号だったのか車が走っていなく、反対車線を横切った先にコインランドリー駐車場が見えたもので、そこに車を停めるように指さし、私たちの車をその駐車場に入れて事故処理をすることにしたのです。
相手の車は黄色の軽車両で、その車から降りてきた方は75歳近くの男性でした。
「全く気が付かず、申し訳ありませんでした。この責任は私が取りますので・・・」
うろ覚えですが、そのようなご老人の会話から挨拶が始まったような気がします。
大きな事故というものではありませんでしたが、警察を呼び事故処理をしなければなりません。
警察が来るまでの間に、相手さんの住所・名前・電話番号を書いていただき、私は名刺を手渡し、どうしてこの事故が起きたかを話しをしながらも大事故にならなかったが幸いだったと思う私でしたが、そん間にも何度も謝り責任は私が取りますと言われるもので、傷んだ車の修理を見てくれるものだと思っていたら、事故処理を終えた2時間後に相手の保険屋さんから電話があり、事故が起きた状況などを伝えすると、本人が責任を取るような話はしていないことを告げられましてね~
車同士の接触事故となると、保険の法律とでもいうのでしょうか、その定規の上に乗せて処理を計りたい様子がうかがえて憤り感じた次第です。
それからというもの、「現場で話をした交わした会話は何だったのだろう・・・?」
そんな疑問が渦巻き、メモに書いてもらった相手さんの電話番号に電話を入れるのですが、何度電話しても繋がりません。
ようやくつながったのが午後の7時頃でした。
するとご主人は保険で定められたことに対して責任を取ることことを話したつもりだの返事だったもので、唖然とさせられましてね~
法律で定められたことには従わねばならないのかもしれませんが、どうしても納得ができません。
随分昔のことになりますが、私の不注意で接触事故を起こしたことがありましてね~
今回の状況とは異なりますが、損傷を与えてしまった車の動きが目に入らずに接触した訳ですが、その際に私の保険屋さんは過失責任を全て追う必要はないといわれました。
しかし、法律はどうであれ起こした事故の責任は私です。
どこかに逃げ道があったのかもしれませんが、私の心がスッキリしなくて過失責任を全て認めて事故処理をしたことがありますが、そのような話が通る方でながったことが残念でしかたありませんでした。
このようなことを誰もが経験したことがあるでしょうが、言った言わないという事実関係はトラブルには付き物で、心に手を当てて判断ができる大人でありたいものです。
こうして腹に持っていることを吐き出せてスッキリしました。
心に優しい商品を目にして、今日を閉じることとします。
それでは、お休みなさい。