合理的な二部式雨コートを解説させていただきます

♥ 今日は成人の日の祝日で三連休という方も多かったのではないでしょうか?

お正月休み、そして三連休と続き世の中がゆっくり動いているような気がしてなりません。

私も張り詰めた緊張感を持つことができずに11日間が過ぎてしまった気が致します。

なのにお正月が随分前に終わってしまったように思えるのはどうしてなんでしょう。

おそらく何処を見渡しても雪を目にすることがなく、3月頃の陽気が続いているからではないでしょうか?

今日も太陽が顔を出し雪国とは思えない天気になりましたが、この反動は様々なところで影響が出ているのではないかと想像されるところがあり、素直に受け止めてよいのか複雑な気持ちであります。

それでもこの時期は雨やミゾレはつきもので、着物装着時には雨コートを備えておかれたほうが安心ではないでしょうか?

いきなり話題が変わってしまいましたが、便利な二部式雨コートがあるもので今日はそれを紹介してみたいと思います。

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それは映像になる既製品のポリエステル地雨コートです。

二部式といって上下に別れているタイプで、道行コートと裾除け(すそよけ)を合体させて雨コートとして対応している商品なんですよ・・・

本来雨コートはご自身の身長に合わせた長さのものを装着するこので、短めれば着物の裾は雨に打たれますし、長ければ裾を踏んだりしてみっともないものです。

それが二部式だと裾除けの長さを調整ができて、ちょうどいい長さにまとめることができるのが二部式雨コートの良さかと思います。

DSC_0006nibusikiamako-to.JPG雨が上がっていてば、こちらの映像のように裾除けを取り、雨コートから道行コートへと装いの姿を変えることもできます。

DSC_0005nibusikiamako-to.JPGまた道行コートはホックやボタンではなくて、マジックテープような仕組みで止めることができるので、わずらわしさが軽減できるのも、この雨コートの特徴かと思います。

DSC_0009nibusikiamako-to.JPGそして裾除けは両側に長めの板状に紐が付いていて、高さや幅を調整することができ、たたんでコンパクトにまとめることができる袋が付いているので、裾除けに水気が付いていても簡単にバッグに収まることができます。

DSC_0016nibusikiamako-to.JPGそして左右2か所にシャーリングを備えられていることから、綺麗な縦のラインが出るのではないでしょうか?

単衣仕立てでもあるので、軽量であることもこの商品の特徴かと思っております。

DSC_0011nibusikiamako-to.JPG色は3色準備されていて、紹介させていただいた紫と藤色にピンク。

DSC_0012nibusikiamako-to.JPGサイズは、MとL寸で対応しております。

道行の丈はM寸の場合で2尺2寸5分(85㎝))で、L寸は2尺3寸(87㎝)

裄はM寸で1尺8寸(68㎝)、 L寸では1尺8寸5分(70㎝)になっていて袖丈は共に1尺3寸(49㎝)

裾除けの丈はM寸は100㎝で、L寸はそれより5センチ長い105㎝、スカートの巾はMとLとでは10㎝違うものです。

そして気になるのがお値段かと思いますが、M・L共に税込¥13,824のお品になります。

きもの専門店としては、おしゃれな雨コート地でご自身の寸法に合った寸法で誂えていただきたいのが本音ですが、ご紹介させていただいた価格であれば、ご負担も少ないのではないでしょうか?

まだ雨コートをお持ちでない方、又は派手で着れなくなったと呟く方にお勧めしたい二部式雨コートかと思っております。

参考にされてみてください。

さて、明日は今年最初の京都出張の日です。

今月の京都は夏物が発表になっていて、精力的に仕入れ先を回ってみたいと考えておりますが、夏物の前に春物の準備もしておかなくてはなりません。

他にもお客様のからご相談を受けている商品もあり、頭の切り替えが求められる出張になりそうです。

いずれにしても仕入れ先で刺激をいただいて、年が明けてからのなまけ癖を正す一日にしたいと考えていますが、2月、3月の店作りに生かせる情報も持ち帰れたら最高なんですが・・・

頭を整理して、明日の出張に臨みたいと思っています。

それではこれにて・・・

お休みなさい。