来客の少ない一日でしたが、午後から娘たちが店に来ていて孫たちの存在が店内を騒がしくしていました。
仕事を止めて孫と遊んでいたからで、何に興味を示すのかが私の大きな関心事。
お客様がいないことに孫をもてなしていた気がしますが、たまにもこのような日があってもいいのかもしれませんね。
では今日の投稿です。
昨日に引き続き色無地をおしゃれな装いにまとめてみました。
コンセプトは「春色と戯れる」って感じかな~
それがこちらのコーディネートです。
色無地の色を正確に出せなくて苦労しましたが、磁器の器にある青緑色した青磁色(せいじいろ)に近い無地で、その色に赤味が入った小紋柄の染帯で「はんなり感」を表現してみました。
何かを主張するような合わせ方ではありませんが、浅い色合いに「日本の春」というものが感じ取れるかと思います。
また、シンプルさが飾らない味があっていいですね~
春の色合いと待ちわびる春を深めたくて、帯揚げには若菜色を持ってきて、かんざしと帯留に桜の花が入れた品を使ってみました。
清潔感が溢れていて素敵でしょ・・・
色無地って合わせ方一つでガチガチのフォーマル着にもなるし、遊び心も出せて、どのようなロケーションでも対応できるのが色無地ではないでしょうか?
その意味では色無地は着物の装いの基本形かもしれません。
今回は若い方のおしゃれを考えてこのような小物を使ってみました。
・絞りが入った帯揚げ・・・¥12,960
・リバージブルの三分締め・・・¥6,480
・桜一枝・かんざし・・・¥4,644
・螺鈿(らでん)入り帯留め・・・¥6,480
このような小物を重要視することで、着物のおしゃれに磨きが出るものです。
近づく春のご準備を忘れないようにしてくださいね。
明日は町会の総会があり、午後から私の実家である福井県へ行く用事があって店を休ませていただきます。
そんな訳で、明日は少し朝寝坊もできますし開放的な気分になっています。
自宅に戻っても話し相手はいませんが、有効に時間を使い気分転換を図りたいと思っているところです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






