ただいま銀座より脇目も振らず戻ってまいりました。
二日間を締める投稿が残っているもので、もう一頑張りしなくてはなりません。
まず先に、今回の展示会にてお時間を割いてお越しいただいた方々にお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
二日間の会を振り返り、ネットから買い物をいただいたご縁で足をお運びいただいた方もいらっしゃいますし、初めての出合いの方もいらっしゃいました。
それは一般的には考えられない不思議な出会いといえるかもしれません。
だって、東京に店舗を持たない私がネットでお誘いをして、その会場で初めてお客様と顔を合わせるからです。
どなたも緊張されているご様子でしたが、ありのままの姿でお話をさせていただいたことで、打ち解けてご相談をいただくことができたように思っております。
お受けした仕事は責任を持って対応させていただきたいと考えておりますが、それとは別に、ご夫婦で会場を覗いてくださった方がいらっしゃいました。
前触れもなくお越しになられたもので、入口で「初めまして・・・!」と、挨拶を交わすと、2年近く前にご夫婦で店までお越しになられたことのある方だったのです。
気が付かなかったことを大変申し訳なく思っていますが、その方は三重県にお住まいで、聞けば、東京でご親戚の結婚式があり、銀座での展示会と重なっていたこともあって寄ってくださったのです。
奥様は私のブログをご覧になってくださっていて、私と同じ年のご主人も3年近く前からお仕事でブログを更新しているとのことから、話題が合うところがありましてね~
世間話や着物談議をさせていただく中で、奥様の着物のお見立てをさせていただくこととなりました。
フォーマルの着物ですが、幾つか候補が上がる中で、素敵な着物と帯をコーディネートさせていただいた品をお選びくださいましてね~
とても嬉しく思った次第です。
時間が許されれば、もう少しお話をさせていただきたかったのですが、それが叶わなかったのが少し心残りでした。
そして私は思います。
銀座の展示会は多くのお客様がお越しになられた訳ではありません。
しかしその出会いは私に元気を与えてくれるもので、仕事に情熱を傾けブログを続ける意味を教えていただけた気がします。
二日間会場に居合わせていて、お客様いない時間が多く、仕入れ先の方と話をすることが多くありました。
時代が変わったとか、世知がなくなったとか、弱音を吐くことも少なくありませんが、何かを信じ行動を起こすことで不思議なご縁が起きるものです。
仮にそのご縁が1年後や2年後かもしれません。
その時にご縁をいただくことがなくても、諦めてはならないし、何かを続けることよりも数倍難しいのは「信じる力」ではないでしょうか?
商いをするものとして、「信頼」がいかに大切なものであるかを改めて体験する機会に恵めれた二日間だったかもしれません。
文をまとめきれませんでしたが、これで今日を閉じることと致します。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






