京都の仕入れ先から胸にコダマする話を聞かせていただきました

   秋物商品が一斉に発表になり、京都へ入る業界人が多いかと予測していましたが、少し期待外れのところがあったのではないでしょうか?

混み合っている感じがしませんでしたが、それでも仕入れ先は何処も頑張っていて元気をいただいた気が致します。

いつになく多くの仕入れ先を見て歩いた私ですが、或る担当者と話をしている中で印象に残ったことがありました。

「全国の着物専門店さんの動きはどうですか?」と尋ねた時のことです。

どこも苦戦していますが、お店の規模が大きいとか小さいとか言っているときではなくなって来た気がします。

大切なことは、数字の出来高を問う前に、商品を仕入れて、それを店作りに生かしてお客様に満足していただいて手にしていただけるか・・・

そしてお代金をいただいて、再び新しい商品を仕入れるという、ごく当たり前の循環が成り立っていない先が多いように感じている。

どこかの部分で流れが止まっているとしたら、そこに目を向け改善が急がれるのではないだろうか?

規模の大小では計れない商いも本質がそこにあり、循環が上手くいっている先は規模が小さくとも勝者といえるのではないかな~

一件でも多くの専門店さんが円滑な経営ができるようになれば、作り手側ももっと楽しく仕事ができるのですが・・・

私より経験豊富な年上の担当者の話を、私が受け止めた言葉で作文しましたが、やけに彼の言葉が深く胸に刺さりました。

当たり前の話なのに、その後その言葉が胸の中でコダマしていました。

何を正すべきなのかをよく解っていませんが、問題意識を持ってこの仕事と関わってみたいと思った次第です。

IMG_0065kofunoninngilyou.JPGこれは和雑貨を取り扱っている仕入れ先で目にした古布を使った創作人形です。

高さが30㎝以上あったかと思いますが、とても惹かれるものがありましてね~

担当者に少し不満に思うところを伝え、私の望みを受け入れてくれるようであれば店に届くのではないかと思っています。

担当者の判断が待たれるところで、明日にも返事が入ってくると思いますが、どうなることでしょう・・・

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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