紗織の夏小紋をトンボ柄の染帯でコーディネート

 今月は着物関係が大スランプで頭を悩ませています。

着物市場の動きと店の取り組みが噛み合っていないのかもしれませんが、このようなときの解決法で自分では判断が付かないもので、できることをこつこつ積み上げてい行くことしかできません。

アンテナを上げて異業種から学ぶことも大切かと思っていて、取り組みからの心意気を刺激にしたいと考えているところです。


今日はお二人の方が着物を着て店に立ち寄ってくださいました。

お一人は小千谷縮を品良くコーディネートさせていて、午後のお客様は撫松庵の浴衣を単衣の着物としてお召しでしたが、お二人とお似合いで素敵でした。

久しぶりに嫁いだ娘たちと再会できるのは嬉しいものです。
ありがとうございました。

 

CSC_0002siyanokomonnwoko-dhine-to.JPG今日は紗の小紋柄をトンボ柄の染帯でコーディネートしてみました。

着物は水色で水の流れをイメージしたかのような線が涼しげに見えるでしょう。

帯は全通柄で水辺を飛ぶかのようなトンボ柄がとてもおしゃれで、爽やかな組み合わせではないでしょうか?
 

CSC_0006silyanokomonnwoko-dhine-to.JPG帯〆は合わせやすい色としては水色でしょうはが、着物が水色だけに同じような色を避け着物や帯にない色を持ってきました。

スパイシーな感じもしますが、甘いムードが締まる感じがして都会的な仕上げりになったかと思います。

そして帯揚げには奇抜な色を抑え、水玉の地紋を浮き上がらせた紗織の素材の品を使ってみました。

いかがでしょう・・・

お茶席などにお召しになられると素敵でしょうね~

さて、現在7月号の「あ・うん」を製作中なんですが、なかなか紙面を埋めることができません。

ネタ切れの証で、何を使えたいのかを考えてみたときに、和文化の知識を高めることも大切なことですが、家族の幸せが何よりも先にあっていいと思うところがあって、わずかなスペースに作文することにしました。

ご理解をいただけるものではないかもしれませんが、ただいま紛争中です。

姿を変えつつある「あ・うん」の中身。

迷いながらも9割近く紙面を埋めることができ、数日中には仕上がりそうです。

それではこれにて・・・
お休みなさい。