今日から着物関係の売り場に商品を入れて飾りつけが始まりました。
長かった神無月の会の準備も残すところ後一日。
ようやく21日金曜日からご披露できるまでにこぎつけましたが、不安を消し去ることはできません。
提案する品々が、地域の方々に関心を持っていただけるものなのか?
新しいお客様が覗いていただける機会になるのか?
会の情報は十分に行き届いていると言えるものなのか?
郊外にたたずむ小さな店なのに、想いばかりが風船のように膨らみ、その中身に不安が詰まっているなんて笑えますよね~
深く考えないようにしていますが、仕事を終えてブログを書き始めると、決まってこみ上げてくる不安って、仕事に打ち込んでいる証なのかもしれませんんね。
今回の会のテーマは大きく分けて4つあります。
1≫和雑貨の部門では平成29年後の干支物に発表
2≫三大信州紬とおしゃれな帯とのコラボ
3≫訪問着・附下特集
4≫帯〆帯揚げを含めたおしゃれを取り巻く小物たちとお見立て相談
ベスト尽くすし、未来に繋がる道筋を見つけ出したいです。
今日の店からの情報は近年お目にかかることが少なくなったオレンジ色の古典柄訪問着を紹介してみます。
そのコーディネートがこちらの画像です。
若い人にお勧めしたい色の一つで、最近の訪問着を見ていると地色がおとなしい着物が多くなっていると思いませんか?
頻繁に着物を着なくなっていることもあって、年巾の広い色合いを意識して作っているからでしょうが、華やかさが求められる若向きの訪問着ならば、これくらいの地色であっていいのではないかと考えています。
手描き友禅の手間のかかる仕事をして染められた訪問着ですが、古典柄であることが雅で品の良さを引き出しています。
七五三のお母さんの装いであったり、お子様の入卒やお友達の結婚式の披露宴などの場にお召しになられると華があって素敵でしょうね~
洋服では選ばない色かと思いますが、着物の世界ならではの雅な味に、心を惹かれるものがあって紹介してみました。
そして今日は数日前に紹介させていただいた絞り染めの長羽織のことで もう少し情報が欲しいとの問い合わせがあり、再度、違う角度から画像をアップしてみるこにしました。
この画像は長羽織を仮縫いした状態で、広げたときの画像になります。
絞り染めの柄が背縫いを中心に色合いが合うように作られたもので、4色の色を使って桶絞りをしたものです。
その部分の画像を大きく写したものです。
そしてこちらは、正面から着姿を見たときの画像です。
はんなりとした味が漂っていて、おしゃれな羽織ではないでしょうか?
お値段は税込30万円近くするものです。
他に絵羽羽織があったら紹介して欲しいとのリクエストがありました。
そこで、他にもう一点あって、趣がまったく違うものですが紹介してみます。
こちらは加賀友禅作家さんが描かれた長羽織になります。
模様は背中の高い位置に模様を描き入れたもので、他は無地場になる羽織です。
作品名は「山茶花」となっていて、女性の作家さんが描いたものです。
あいにく絵羽になった羽織はこの2点しかなくて、ご要望に沿えるものではなかったかもしれませんが参考にされてみてください。
さて、話は変わります。
店では和雑貨や和装小物をオンラインショップから買い物ができるように取り組んでいるのですが、この分野を次女に任せています。
この分野も私ができればいいのですが、余りにも能力が乏しくて娘に頼っている次第です。
しかし娘は着物の世界は素人で、商品の扱いが解らないこともあってほんの一部しかオンラインショップに載せていません。
その娘が、頑張って来年の干支物商品をアップしてくれましてね~
とても助かっています。
一度オンラインショップを覗いてみてください。
干支物商品がオンラインショップにアップされました♪
これからも力になってくれそうなので、何かご意見などありましたら参考にしてみたいと考えています。
また、温かな目でオンラインショップを見守っていただけたら嬉しく思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。