朝お客様に電話をお掛けすると繋がらない。別のお客様に電話を入れるとこれも繋がらない。
何かが変であることに気づいた私は、状況確認をしたくて娘の携帯に電話を入れると、これも繋がらない。
そこで私の携帯から店に電話を入れてみると、これも繋がらない。
しばらくパニック状態になっていましたが、auのシステム障害であることが分かり、落ち着きを取り戻したものの一向に改善されないこともあって呆れています。
例えば炎天下で人が倒れているのを見て、auの携帯で救急車を呼ぼうとしても繋がらないということになります。
これが地震などの災害時の出来事だったらと思うと恐怖を覚えます。
いつになったら正常な状態に戻るのでしょう。
私も含めて多くの人が困っているかと思うので、なんとかして欲しいです。
話題は替わりますが、連日危険な暑さが続いているだけに、着物を着るという行為が薄らいでいる方が少なくないかもしれませんね。
普段着で小千谷ちぢみや綿麻着物であったり浴衣で楽しまれる方が多くいても、フォーマル系の装いとなれば、着て行く場が限られるだけに、習い事をされている方やお仕事で必要とされている方に限られるのかも・・・
なので夏用のフォーマル系の着物を目にする機会が少なくなりますが、お茶席にもお召になっていただける小紋をコーディネートしたのでご覧ください。

絽小紋を黒地の夏袋帯でコーディネート
その組み合わせがこちらになります。
ブルーグレー地の絽ちりめんに染められた飛び柄小紋に黒地の夏用の組織で織られた袋帯でコーディネートさせていただきました。
黒地の帯を合わせるとハレーションを起こしがちですが、それが抑えられているのは、箔を使わずに唐織りで織っているからだと思います。
大人の味が表現されていて、チョット素敵だと思わない・・・。

黒地の夏袋帯
それを引き出しているのは黒地の袋帯ではないでしょうか?
唐織りでありながら、帯の組織を通気性の高い組織で織っているところに価値があるように思っていて、それに夏物の帯で黒地があまり織られていないだけにとても魅力的です。
この黒地の帯は夏物だけでなく単衣物の着物にも乗せていただけるので、フォーマルな装いにお洒落を組み合わせていただけるのではないでしょうか?
今日は電話が使い辛いこともあって、いらつく一日だったかもしれません。
明日は気持ち良く仕事ができればと思っていますが、果たしてどのような日になることでしょう。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







