「おしゃれな着物コーディネート」湯本エリ子さんが染められた「ゆずの花」の染帯

  昨夜の台風が幻だったのかと思わされる静けさの中で目が覚めました。

物干し台は倒れ、庭に置いてあったものが移動する程度で、大きな被害を受けることはありませんでしたが、明日の朝刊に北陸の被害状況が載ることでしょう。

私の知る限りでは、いつもと変わりなく一日が動いていたように感じていますが、農作物に影響が出たところもあったかもしれませんね。

取りあえず、ひと安心というところかな~

それでは今日の投稿です。

今日は注文していた素敵な染め帯が届いたので、その帯を紹介してみたいと思います。

CSC_0004yumotoerikosannnoyuzunohananosomeobi-1.JPGそれがこちらのちりめん地に染められたグリーン地の帯です。

ステキでしょ・・・

この帯は日本伝統工芸展に幾度となく入選されていらっしゃる、「湯本エリ子」さんとい人が手がけた作品なんですよ。

湯本エリ子さんは1951年生まれで山科春宣(日本工芸会)に師事。その後、京都にて染色家として独立された方で、色彩も含め、素晴らしい感性を持った方だと思うところがあって手にしたものです。

CSC_0005yumotoarikosannnyuzunogaranosomeobio.JPG染め帯の柄は「ゆずの花」。

この図案力に惚れ込んだ訳ですが、色の使い方も魅力的だと思いませんか?

お太鼓に当たる部分の柄の描き込みも充分で、お太鼓が作りやすように考えています。

それにグリーンの地色の帯って珍しく、薄地の着物に合わせると装いにメリハリが効いて、この帯が映えるでしょうね~

そこで、帯が最も映える色無地に、コーディネートした画像を用意してみたのでご覧ください。

DSC_0011iromuziwosomeobideko-dhine-to.JPGいかがでしょう・・・。袋帯にも負けない格調と力強さがあって、惹かれるものがあります。

DSC_0015someobi.JPG腹には表情を変えた模様が描き込まれております。

片方の柄を生かして帯〆と帯揚げを入れてみましょう。

DSC_0017osilyarenakimonoko-dhine-to.JPGフォーマルの装いとしてお召しになるのなら、平打ちで少し幅の広い帯〆が格調高くなってよろしいのではないでしょうか?

DSC_0019osilyarenakimonoko-dhine-to.JPGこの帯〆も平打ちで、先ほどの帯〆より色に変化を付けたものです。

ほんのわずか帯〆の幅が狭いものを使ってみましたが、見た目に肩を張った感じがなくて、これもまらお似合いかと思うところがあります。

DSC_0016osilyarenakimonoko-dhine-to.JPG次に丸の組み方の帯〆を使ってみました。

このような種類の帯〆を使うと、カジュアル感が増して、街着の雰囲気が引き出さる感じがします。

帯〆一つで装いの雰囲気が随分変わりますが、貴方だったらどの色がお好みでしょうか?

少し話題がそれてしまいましたが、とても魅力的な帯ではないかと思っています。

早く嫁ぎ先を見つけ出したいですね・・・

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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