「お正月の装い」古典の宝尽くし柄の小紋で華やかな装いを作り出してみました

  お正月の三が日が終わり、今日から仕事始めの方も多かったのではないかと思いますが、なかなかお正月気分て抜けきらないのではないでしょうか?

私自身も仕事にピントが合っていない感があり、闘争心を持って仕事に向き合えないところがありましてね~

そんな中で初売り二日目を迎えた訳ですが、徐々にお客様が目的を持って尋ねてくださるようになり、ようやく「これから今から」という気持ちになっているところです。

そんことを振り返ると、私の心を動かすのはお客様であることが良く分かります。

それでは今日の投稿です。

今日はお正月らしい装いをコーディネートしてみたのでご覧ください。

DSC_0007takaradukusinokomonnwoko-dhine-to2017nenn.JPG着物はクリーム地に古典柄として代表的な宝尽くしをあしらった小紋ですが、お正月らしさを引き出したくて、黒地に金と鳳凰(ほうおう)の柄も入った西陣織の袋帯でコーディネートしてみました。

小紋柄に対して帯が少し重たい感じがするかもしれませんが、これくらい帯に力があった方がお正月らしく見えるのではないでしょうか?

古典柄と袋帯がお正月という華やかさを演出していて、小紋柄であっても改まった席に着ていけるものになったのではないかと考えています。

DSC_0012takaradukusinokomonnwoko-hine-to.JPG力のある帯を持ってきたこともあり、帯〆帯揚げも帯に負けないフォーマルの着物に合わせる華やかな品で組み合わせてみました。

違和感なく組み合わさったでしょ・・・

お若い年代層の方が新年のご挨拶の装いとしてお召しいただけたら、華があって素敵かと思っています。

これが古典柄のいいところで、ましてや宝尽くしの柄だから晴れ着っぽくなるのかも・・・

好みの問題かと思っていますが、それにしても日本のお正月は古典柄がよく似合いますね。

ところで、私のブログを見ていただいているお客様が入卒用に着る着物を覗きに来てくださいましてね~

お客様のあてがあって、初売りの企画を組んだものではないだけに、関心を持ってお越しいただけたことに嬉しさを覚えるものがありました。

店が提案をしている品をブログや情報紙で呼びかけ、その提案を知ることとなったお客様が関心を持って店に訪ねてくださって、そして、お目に敵う品との出会いを持つ。

それは、実店舗を持ち意味を秘めていて、お客様の笑顔との出会は店作りの理想と言えるものがあります。

商いの道として当たり前のことなのに、それが叶わない現実があり、こうして新しい年のスタートに巡り会えたことをとても幸せに思っております。

この先も困難が待ち構えていると思いますが、このプロセスを大切にしなくてはなりません。

その意味でも、お客様が答えを持っているのでしょう。

素直な気持ちで頑張らないといけませんね。

それではこれにて・・・
お休みなさい。