東京の赤坂で開催される「ひしの美会」のご案内と新年らしい「松に波柄」の中高年向きの附下げ

   今朝はコートを着ること忘れるくらいに青空が広がる素晴らしい天気でした。

明日は私たちの地域の成人式の日でもあり足元が良さそうですが、いったい冬はどこに行ってしまったのでしょう。

この反動が北陸経済に影響しなければいいのですが・・・

今日は変化に乏しい一日でしたが、お正月休みを終えて間なしに3連休なんて羨かしい限りです。

店では次なる一手を考えているところですが、折しも東京で開催される「ひしの美会」の案内状が届いたもので、先にそのご案内をさせていただきたいと思います。

DSC_0003hisinomikaiasadaya.JPG  このひしの美会は、東京の仕入れ先が主催するもので、一般のお客様を対象とした着物と帯の展示会になります。

以前は銀座で開催させていたものですが、今回は会場を移し、赤坂にある料亭・赤坂浅田にて、2月18日(土)・19日(日)の二日間に渡り開催されるものです。

私がこの展示会に関わりを持つ動機は、ネットから繋がりを持つお客様が関東圏に多くいらっしゃいまして、電話やメールで事を済ませいる訳ですが、このような機会に顔を合わせることはできないかと考えて参加させていただいているものです。

また、ブログを見ていただいている方も多く、新しい出逢いが生まれる機会となれば、遠い距離を埋める新しい店作りの形があるように思えて、ここにご案内を入れているものです。

そんなに甘いものではないことを承知していながらも、常識からかけ離れた行動を取らせていただくのは、私みたいな者でも頼りにしていただける方が日本のどこかにいらっしゃると思えるものがあるからかもしれません。

うぬぼれかもしれませんが、しかし、これまでの枠組みの中で右往左往しているより、飛び出すことも必要かと考えていて、その先に希望が見えてくるものがあれば私にとって大きな財産になるからです。

その事を踏まえて申し上げておきます。

ビジネスを優先したご案内をしているのではなくて、単純にお会いして、そこからお役に立てる機会を探してみたいんですね~

着物の染め替えや縫い直し、更にはカビ取りやシミ落としなど、和装に関することであれば何だって受け賜ることができます。

そして、新しい繋がりが始まることを望むものです。

記事を書いていて、つい熱くなってしまいましたが、どうか私の気持ちをお汲み取りいただいて、この「ひしの美会」に興味をお持ちでしたらご一報ください。

店の情報紙と案内状を送らせていただきたいと思っております。

今日は中高年の新年にふさわしい附下げを紹介してみます。

DSC_0001matunogaranotukesagewoko-dhine-to.JPG淡いヒワ系の地色に、松と波紋の模様で描かれた附下げです。

フォーマルの着物で、松の模様は、色が変わらぬ不変性が尊ばれ、また、千年の樹齢を保つことから長生きの象徴として、吉祥の木とされているものです。

その意味でもお目出度い着物と言えるのではないでしょうか?

DSC_0002matunogaranotukesage.JPGお正月だけでなく、パーティーの席や祝い事の席に最もふさわしい着物柄です。

DSC_0003nisizinnfukuroobi.JPG帯にはこちらの画像に映る西陣袋帯を合わせてみました。

ほどよい力強さと幾何学模様でコーディネートしたものですが、着物の地色と同じ色が入っていて、バランスの取れた組み合わせかと思っております。

これからですと、新年会などにお召しいただけると味わいがあるでしょうね~

こちらの附下げ柄に合うような年代層の方は、このブログをご覧になられていないかもしれませんが、参考にされてみてください。

それではこれにて・・・
お休みなさい。