品格と優しさを兼ね備えた加賀友禅訪問着・そして明日は京都出張の日

   初売りが終わり今日はその後始末。

今年最初の企画を終えた訳ですが、思っていたような結果を生み出すことができませんでした。

これが現実でしょう・・・

それでも、チャレンジャーの気持ちで新しい年を滑り出すことができて良かったと思っています。

だって思い通りにならないのが世の常で、結果ばかり気にしていては元気な心も失われてしまうのではないでしょうか?

何事もわずかな可能性に全ての想いを詰めて動き出す。そんな気構えで仕事と向き合いたいし、それが私の仕事なのかもしれません。

そして明日は仕入れ先が集まる京都へ向かうつもりでいるところです。

新年が明けたばかりなのに夏物を発表している先が数社あり、夏物の手配もしておきたいと考えていますが、今回の大きな目的は、4月に執り行う卯月展で「刺しゅう」を採り上げてみたいと構想を練っていまして、その方面の第一人者でもある伝統工芸刺繍作家さんが京都にアトリエを持っていることが判り、お会いしてみようかと思っているんですね~

いろいろお話を聞かせていただいて、私の店で何ができるかを考えてみたいのです。

そのこともあって、明日は密度の濃い出張になりそうです。

今日は春を感じさせる加賀友禅の訪問着を紹介してみたいと思います。

DSC_0011kagayuuzennhoumonngiwoko-dhine-to.JPG地元石川県の作家さんが染められた加賀友禅で花模様を前面に押し出した優しい訪問着かと思っております。

加賀友禅は古典柄と言うよりかは、風景画や花柄が一般的で、地元では安心できる着物として認知度も高く、多くの人に愛されているのが加賀友禅です。

こうしてご覧になられても、癖がなくて人を選ばない品と格を備えていて、お子様の門出となる入学式などにお母さんがお召しいただけると映える訪問着ではないでしょうか?

着物初心者にお勧めできる着物かと思うものがあり、ここに紹介してみました。

言葉が足りていませんが、少しばかり優雅な気持ちになれば幸せに思います。

いよいよ明日からお正月を懐かしんでいられない厳しい現実が動き始めます。

気持ちを引き締めて仕事と向き合いたいものですね。

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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