人の生き方や経営者の心得のひとつに「継続は力なり」という格言があります。
その意味は小さなことであっても続けていく事が結果・成果に繋がるということを説いていて、座右の銘にしている人も多いのではないでしょうか?
私も店を切り盛りしていく中で大切にしている言葉で、毎月発行させていただいている四季を楽しむ情報紙「あ・うん」は21年以上経ちますし、毎日投稿している店のブログも16年近く経っていて、「継続は力なり」の格言に背中を押してもらっている気が致します。
この考え方をお客様とのコミュニケーション作りにも活かしていくように心がけていまして、年末に企画しているクリスマスパーティーもその一つかと思っています。
きものを着る場があれば、きものを着て楽しんでいただけるのではないだろうか。
そんな単純な動機から組み込んだ企画で、その始まりは2017年の12月に「女たちの忘年会」からで、翌年より夏には「ゆかたパーティー」を開催し、2018年の12月より「クリスマスパーティー」にネーミングを変え毎年続けてきているものです。
この夏はコロナ感染者の拡大でゆかたパーティーを見送ることとなりましたが、この冬は感染対策に注意を払ってクリスマスパーティーを開催させていたくことを決めました。
ここで先の話に戻りますが、きものパーティーとなるものは今回で9回目となり、「継続は力なり」と考えていてもお客様が対象となるだけにマンネリ化を気にかけていましてしてね~
仕入先の方とも相談を重ね、日本工芸会正会員、加賀友禅伝統工芸士・由水煌人(ゆうすい あきと)氏のご参加をいただいて、語り部の時間を設けることと致しました。
由水煌人氏は初代由水十久氏の長男でいらっしゃって、京友禅の人間国宝・森口華弘氏に師事され、加賀友禅技術保持者と認定された7人の中のお一人でもあることからとても光栄に思っている次第です。
そこことを受けて、由水煌人との打ち合わせが必要ですが、多くの方のご参加をいただきたいこともありまして、ここに参加者募集の案内をさせていただきたいと思います。
「きもので集うクリスマスパーティー」
時:12月5日(日) 17:30より
会場:金沢国際ホテル1F リーフテラス (当店からの送迎バス有り)
会費:一人 5500円 (ディナー付)
プログラムとしては、第一部をマリンバとフルートによりクリスマスコンサートから始まり、お食事会後に第二部として由水煌人氏の「語り部の会」を考えております。
このような流れで進行したいと考えていますが、これまで参加者によるクリスマスプレゼント交換をしてまいりましたが、このコーナーは見送りとしたので一言付け加えさせていただきます。
新規でのご参加も大歓迎ですので、詳しいことは当店までお尋ねください。
本日由水煌人氏のお力をお借りできることが決り、これまでひと味違ったパーティーが開けそうなので楽しみにしていてください。
クリスマスパーティーの場で、このようなきものコーディネートができたら素敵だと思いませんか?
ホワイトクリスマスを彩る小紋に黒地に五線譜に音符と楽器をすべて刺繍で浮かび上がらせた帯との組み合わせに魅力を感じていただかるのではないでしょうか?
クリスマスコンサートにお出かけする装いであってもいいと思えるし、クリスマスにちなんだ装いとして大いに楽しんでいただけることでしょう。
参考にしていただけたら幸いです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。