二つの船が漕ぎ始めました「風呂敷の提案」と「お客様の刺しゅう衿の手縫い体験案」

 店を切り盛りしていくことって、季節の移り変わりを捉えながら店作りの段取りをしていくことかと思っていますが、その過程において、どのような商材をどのようにして演出すべきなのかが問われるものだと考えております。

特にこの時期は来店客が少ないこともあって、心を前に向けるためにも問題点を洗い出し、次なる一手を考えて具体的なものにしていかねばなりません。

しかし、これまでの経験から自己満足で終わることが少なくなて、お客様へのアプローチの仕方の難しさを感じさせられています。

今日も娘たちは新しいニーズを掘り起こすために、新商品の風呂敷をセレクトをし、そして、それを発注したところですが、風呂敷の企画立案に向けて「心を包む風呂敷」「縁を結ぶ贈り物」「暮らしを楽しむ活用法」の3つのキーワードを軸に『包む・結ぶ・楽しむ・風呂敷」をサブタイトルに使ってみてはどうだとうかと提案してみました。

あくまでも私の案ですが、彼女たちの目線で風呂敷をどのようにして肉付けしてくれるのかが楽しみです。

このことを例に取っても、企画というものは、紹介したい商品があり、その商品の魅力をどのような手段で地域の方々に伝えることができて、そして、店からの情報を知ったお客様が期待できるものであれば店を覗いてくれるだろうし、その先に、満足できるものであれば手にしていただけるというプロセスがあります。

また、そこまでと届かずとも、新しい発見や気持ちよい体験、それとは真逆の不愉快な体験はお客様の口コミに変わるものがあるので、ここにも気を配らくてはなりません。

たかが風呂敷ですが、されど風呂敷であることを頭に置いて、みんなで考えながら駒を進めることができたなら、ここに実りがあることを信じたいです。

そして、風呂敷の新しい提案の後に待ち構えているのが4月21日(金)から4日間の期間に取り組み卯月展です。

今回は私の好きな「刺しゅう」を採り上げたいと考えて、その魅力に迫る意味で、伝統工芸刺繍作家でもある森康次さんのお力をお借りすることとしました。

そことこに当たり、実のある結果を残せるのかが不安でしょうがありません。

しかし、船を漕ぎ出したとなれば、私が望む世界まで一生懸命オールを握らなくてはなりません。

そのことを考えてみたときに、私に何ができるのでしょう・・・

随分悩みましたが、単に商品を展示するだけではこれまでと何も変わらないし、手縫いとミシン刺繍の違いや日本の伝統の技をお伝えすることも難しいのではないかと考えるところがあり、森さんに来ていただいて、お客様に手縫いの刺しゅう体験をしていただこうかと考えているところです。

お話を聞かせていただくと、手間のかかるものらしいのですが、このような機会を作ることが難しいだけに、ご無理を言って会の中に取り入れることとしました。

そこで採り上げたのがお客様が着物の装いに使える刺しゅう半衿作りです。

そのプランを森さんとお伝えすると、それは面白いという言葉をいただくことができまして、図案を一緒に考えてみることとなりましてね~

早速、森さんから幾つかの図案が送られてきたのですが、私からも希望する刺しゅう柄あり、それを図案にしていただけたらと思うところがあって、ここにアップしてみました。

DSC_0003sasa.JPGその一つが竹笹です。

松竹梅の吉祥紋様として使われる柄の一つで、フォーマルの着物に合わせやすいのではないかと思って提案するものです。

DSC_0001gennzikou.JPGこちらは源氏香の文様で季節感がなく格調もあり、着物の模様と喧嘩することもないので生かせないかと思って提案するものです。

DSC_0002matu.JPGそして松葉柄です。

他に遊びのある「音符柄」や「ネコ足」なども提案したいと考えていますが、森さんからはおおよその絵を描いて送って欲しいと言われているので、チャレンジしてみることにしました。

私としては桜の花びらであれば、その花びらを白の正絹塩瀬半衿に幾つか刺繍を入れたものを左右に飛ばして一枚の刺しゅう衿にしたいと考えています。

それを、お客様から刺しゅう体験を募り、幾つかセレクトした模様の中から模様をお選びいただいて、当店にて最初のひと柄を森さんのご指導を受けてお手縫いで刺していただき、残りの柄は森さんの工房に持ち帰っって仕上げていただきたいと考えているところです。

お客様の諸経費としては、材料費込みで8千円以内で収められるものであればと思っていますが、取りあえずは、図案を決めることが先で、試作品ができましたら紹介することができるのではないかと考えています。

そこで皆さんに相談です。

DSC_0008zuann-1.JPG
貴女だったら、どのような柄が半衿に入っていたら嬉しいですか?

皆さんのご意見も取り入れてみたいので、よろしければお聞かせください。

白紙の状態からオーダーメードで作るものなので、企画内の予算に収まるものであれば取り上げてみたいと思っております。

何分にも船を漕ぎ出したばかりなので、少しばかりの変更があるかもしれませんが、作り手と共に楽しい時間を過ごすことができればと思って知恵を使ってるところです。

どうか期待していてください。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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