昨日から我が町は銀世界。吹雪で視界が3・40メートルの時もあり、気温も上がらず、まさに氷の世界と言えるものがありました。
峠は越えたようですが、お客様の来客を望みにくいところがあって辛いものがあります。
しかし、娘たちを中心に風呂敷の提案に熱いものがあり元気をもらっている気が致します。
さて、店内は着々と風呂敷の提案の準備が進んでいて風呂敷の見せ方に知恵を絞っているところです。
取り分け、明るさを出すことを一番に考え工夫を凝らしているところですが、同時に現実に風呂敷を使って頂ける提案が求められていて、風呂敷たビン包み一つとっても、話題性と面白味があっても、それをお客様が生かしていたいただかるものなのかを考えたときに、疑問が残るものがあります。
そこで風呂敷をおしゃれな包装紙代わりに、また、日常に生活の中で生かせる使い方を考えてみることにしました。
例えば、一升瓶のお酒をお祝い事のご贈答として使うとしたら、箱に入れて届けるというのが一般的な習わしです。
そこで、一升瓶を入れる箱を用意して風呂敷を包装紙代わりに使ってもらえないだろうか?
それは、まさしく心を包む風呂敷としての役割を果たすものです。
受け取った側も感激されるのではないでしょうか?
そこで一升瓶のお酒を箱入れにして、桜柄のリバーシブル柄の風呂敷で包んでみました。
このような提案の方が現実味があるのではないでしょうか?
それに「日本に美」というものも感じられて面白味があるように感じています。
そのようなことを考えると、風呂敷の使い方が広がるのではないかと考えているところです。
それと、忘れてならないのが古典的な風呂敷の活用法で、風呂敷を提案する側としてはお客様の受け狙いを考えてしまうところがあります。
新しい提案法としては間違っていませんが、品質の高い品もおろそかにすることはできません。
ここに紹介する品もその中の一つで、風呂敷らしい風呂敷かと考えています。
この風呂敷は比較的大判のもので、120cmくらいある大きさのもので、単純に物を包む風呂敷と言えるものがあるのではないでしょうか?
着物や帯、そして和装小物まで一緒に包めて、品の良さも併せ持った風呂敷かと思っています。
もしかしたら、このような風呂敷には飾り結びがなくても気軽に使って頂けるものです。
こちらの風呂敷の特徴としては、綿糸を使った織物で、両面に同じ模様が写し出される丈夫な品です。
模様が赤が荒磯文で紺が笹蔓文と言って古典柄を生かして作られたもので、習い事をしていらっしゃる人に愛用されているのではないでしょうか?
その違いは、染めた風呂敷と比較すつと一目瞭然です。
お値段は税込み¥6.480するものですが、ご贈答品としても使われることの多い品質にこだわる風呂敷です。
特に中高年の方には安心が買える風呂敷かと考えています。
このようにして、新しい香りを感じるものと古典的で品質のこだわる品との提案のあり方を使い分けながら、明るい店を作り上げることができればと思っているところです。
そして、娘がこの一文を残して帰ったもので、オンラインショップも覗いていただけたら嬉しく思います。
毎日数枚ずつオンラインショップに新しい風呂敷をアップしていきますので、ぜひチェックしてみてください!!!
そして今日、嬉しいことがありました。
悪天候の中で、横浜から店にお越しになられた方がいらっしゃいましてね~
石川県に来る用事があって、わざわだ立ち寄ってくださったみたいなんですが、このブログを見てくださっていて感激させられるものがありました。
横浜でも呉服店が少なくなっていて、呉服店が身近なものになっていないことを話されていましたが、映像で見慣れたものが多くあって、遠い距離を感じさせないものがあったみたいです。
ご主人が車で待っていらっしゃったもので、ごゆっくりする時間がありませんでしたが、再びお会いできる日があることを願う私でした。
元気をいただけるものがあり感謝致します。
「ありがとうございました」
この時期は辛抱の一言に尽きますが、関心を持って見守ってくださったいる方が全国にいらっしゃるかと思うと、へこたれていてはならないと思った出逢いでした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。