今日は春が来たかのような青い空がどこまでも続いて、優しいおてんとうさんを久しぶりに見たような気が致します。
なので気持ちが晴々しました。
あいにく店は一人だったもので外出は出来ませんでしたが、店内に差し込む柔らかな陽ざしに癒された気がします。
しかし春はまだまだです。
待ちこがれるところもありまして、シンプルで春を感じさせるコーディネートを紹介させていただきます。
それがこちらです。
以前にも紹介させていただいた刺繍柄の帯ですが、この帯が、いよいよ私の出番が来たと語り掛けるものがありまして、地紋が浮き上がる紫系に色無地に合わせてみました。
言葉を加えなくても、春を感じていただけるのではないでしょうか?
シンプルな装いですが惹かれるものがあるでしょ・・・
品があって、遊び心も忘れていないおしゃれ感にうっとりさせられるものがありますが、控えめな装いだけに入卒用の着物としても着こなせることでしょう。
このようなコーディネートに抵抗感を感じられている方もいらっしゃるでしょうが、自分が好きなんですね~
着物が脇役となり、帯で格を上げたり、おしゃれ感のある帯でカジュアルな雰囲気を作り出したり、時には季節感のある帯で日本の四季に溶け込んだコーディネートが・・・
その時々の着物を着るシーンに何を表現したいのか?
格式なのか、おしゃれ感なのか、気楽さなのか・・・
中には家族の絆という方もいらっるでしょうが、お客様の想いをくみとり、コーディネートを組み立てる面白さがあるから着物に取りつかれているのでしょう。
そして、4月の卯月展には刺しゅうの着物や帯を紹介してみたいと考えています。
その会で刺しゅう作家の森康次さんのお力沿いをいただくことができたもので、刺しゅう体験を組み入れてみたいと思っているところですが、会を開くまでに越えなくてはならないハードルがいくつもあってボヤボヤしていられません。
取りあえずは、刺しゅう体験に使ってみたい刺しゅう半衿の見本を作ることから始めてみたいと思っていますが、4月の会で何ができるのかを真剣に考えてみて、一つひとつ、皆さんにご報告させていただきたいと思っているところです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






