長い期間残暑が続いていましたが、久し振りに今日は一日中雨が降り続き肌寒さを感じています。
豪雨災害に遭った能登地方は、大雨で嫌な体験をしているだけに、気が休まらないのではないでしょうか。
どうか強い気持を持ってこのピンチを乗り越えられるよう願っておりますが、日に日に寒くななっていくので健康にはくれぐれもお気を付けてください。
暦が10月に入り、ほんの少しだけ涼しくなったように思えるのか、お客様が動き出した感じがしますが、消費に力強さが見られなくて、何処も苦戦している話を地元のきもの関係の問屋さんが話をしていました。
そこで思うことは、地域の呉服店さんは少しでも状況を良くするために、何かアクションを起そうと考えてもよさそうに思えるのだが、そのような姿がないということは業界が廃れるということです。
きもの離れは深刻な問題となっていて、私たちはそのことが問題視していますが、本質は業界関係者の情熱の低さが“きもの難民”を増やしていて、それがきもの離れに繋がっているといえるのかも・・・。
仕事というものは気楽なものは一つもありません。
上手く行かないのが仕事で気苦労は付きもの。
その中で喜びを見つけ出すのが仕事ですが、家業店の呉服店さんは「どれだけ待っても春が来ない」と嘆くばかりで寂しく思うこの頃です。
【店のウィンドー】
月が替わったので、店のウィンドーも少し替えてみました。
店のウィンドーは月に3・4回替えますが、カジュアルな着物が全国的に人気上昇中で、紬や小紋を軸に楽しい帯を組み合わせてアピールさせていただいています。
【草木染め手織り紬を紬帯でコーディネート】
特に今月は「神無月の会」の開催を予定していまして、染帯や刺繍帯にスポットを当てたいと思ってます。
画像の着物コーディネートは故・浅野ゆき子氏の草木染めの手織り紬を紬帯でコーディネートさせていただいたものです。
神無月の会ではこのに着物コーディネートした形でご紹介出来ればと考えていまして、紬地の帯も紹介させていただくつもりでいます。
【黄色とブルーグレーの横段全通柄の紬帯】
この帯は黄色とブルーグレーの色を横段暈かしのようにして織った全通模様のハ寸名古屋帯になります。
紬や木綿の着物に映える帯かと思ってまして、着物の色柄を選ぶことなく合せるやすい紬帯かと思っています。
リーズナブルな価格帯の紬帯で、25日からの染帯展で紹介出来ればと思って、ここにアップさせていただきました。
参考になれば幸いです。
実は睡魔が襲っていまして、後半の記事が淡泊になってしまったことをお詫び申し上げます。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。