「猫に小判柄の帯」でおしゃれな着物コーディネートを考えてみました・そして降り止まぬ雪の中で・・・

   店の情報紙をお客様のご自宅にお配りしているときに、視界を遮るようなボタン雪が深々と30分以上降り続き、髪の毛に付いた雪が溶けて頭部からおでこに流れ落ちる水に、情報をお届けしてもこの雪がお客様を遠ざけるのだろうな~

効率の上がらないことに時間を使っているのかもしれない。

他にできることを見つけ出したいのに、雪に打たれて情報紙を配ることしかできないなんて悲しいな~

止まない雪の中を車から降りては雪をかぶり、車に戻ると顔に水が流れ落ちることを繰り返していると、いつしかそんな想いがこみ上げてきて情けなくなるものがありました。

店に戻る頃には雪も止んでいて、いつもの自分に戻りましたが、積雪のあるものではなくて良かったと思っています。

しかし夜になると路面が凍結。

気楽に外出ができない冬が私は嫌いです。

この地に住んでいる人たちはみんな一緒なのに、つい愚痴がこぼれてしまう私です。

こんな気持ちを晴らすためにも楽しい着物コーディネートは薬になるみたいです。

DSC_0001 (1)nekonikobanngaranoobi.JPG今日も20日からの「猫展」に向けて、こちらのブルーの色をした猫ちゃんで遊んでみたのでご覧ください。

画像は西陣織の名古屋帯の太鼓になる部分で模様は「猫に小判」です。

CSC_0014nekogaranoobiwoko-dhine-to.JPG春も近くなっって来ているのでパステルカラーの格子柄シルクウールに合わせてみました。

黒地の帯なので装いが個性的になりますが、猫ちゃんの後ろ姿と、その脇にいびつな形をしたゴールドのラインがアクセントとになり、目を引くものがあります。

まさに猫に小判で、おしゃれな表現法が猫柄をより面白いものにしているのではないかな~

CSC_0018nekogaranoobiwoko-dhine-to.JPG腹に猫顔があるのかと思えば小判というのもユニークではないでしょうか?

お金持ちになった気分でいられるかもしれませんね。

帯〆には黒地の厚みのある色を抜く感じで、白にブルーのラインの入ったものを持って来て、帯揚げに猫足柄を入れてみました。

色のメリハリと腹を巻く2本のライン、そして帯揚げの辛い色がパステルカラーの着物のつなぎ役になっていて、気持がワクワクする装いかと思います。

この装いで親しい人の前に出たなら、猫柄を生かしたコーディネート術で5分くらいはお話しできるのではないでしょうか?

周りを明るくさせるものがありスポットを浴びると思いますよ・・・

おしゃれにはいろんな表現法がありますが、ストレートに猫柄を生かした遊び方って面白いでしょう。

よろしければ参考にしてみてください。

ところで、娘たちは幼稚園で活躍してくれたみたいで、ガチガチの呉服店さんだと思っていた方が多かったそうです。

商品説明に持ち込んだ風呂敷を買ってくれた人もいたようで、店のPRもしてくれて感謝しています。

これだけ情報を外に出しいても、店の性格を知らない人が沢山いるということで、もっともっと知恵を使って店の認知度を高めなくてはなりません。

何をどうすればいいのかよく分かっていませんが、娘たちが力を貸してくれたことだけは確かなようです。

そして今日はバレンタインディーだったんですね~

頭の隅にありませんでしたが、何人かの人たちからチョコレートをいただくことができまして嬉しく思っております。

ありがとうございました。

それではこれにて・・・
お休みなさい。