店では着物の販売だけでなく、お客様のタンスに眠る着物や帯などの再生サービスも積極的に取り組んでいて、着物の染め替えや着物を帯に仕立替えするなどしてタンスの資源を生かす仕事も承っております。
これまでに、染め替え以外にいろんなご要望にお応えしてまいりました。
例えば黒留袖をタペストリーにしたり、赤くなった絞り羽織を三つ身の着物に作り替えたり、大島紬を鏡掛けにしたり、他にも古い着物を別のものに作り替えてきました。
それらの仕事はお客様からご相談をいただいて私どもが提案しているもので、昨日、染め替えを依頼されたお客様の名古屋帯が仕上がったので、お客様の了解を得てビフォーアフター後の帯を紹介させていただきます。
若かりし頃に作られた地色が赤い博多織の名古屋帯を染め替えできないかとご相談をいただき、それを画像の色に染め替えをして仕立て直しをしたものです。
染める前の画像を残していなかったので比較できませんが、お客様のご年代に合った色合いに染め替えができたように思っています。
長い間眠っていた帯を再びお締めいただけることでしょう。
おそらく多くの方が帯の染め替えができることを知らないのではないでしょうか?
すべての帯がこのように染め替えができる訳ではありませんが、お客様の帯は状態も良くて問題が起きにくい帯だったもので染め替えをお受けしたもので、染め替えだけでしたら1万円以内でできるものなんですよ・・・
実際は仕立て直しをしているので、1万円代の加工費がかかりましたが、そのことをお伝えしたくてここに紹介したものです。
ぞうか参考にしてください。
話題は変わります。
事あるごとに野菜を分けてくださる町内の隣人がいましてね~
それを娘たちに渡しているのですが、昨日はバレンタインディーとあって娘たちが「野菜おじさん」が来たらチョコレートを渡したいと預かっていて、いつ来るかわからないので旬な間に渡すことができればと思い電話を入れると、
この五郎島金時を持って来てくださいましてね~
そんなつもりで電話を入れた訳ではないので恐縮するものがありました。
それにしても、たくさんのサツマイモです。
娘たちが「野菜おじさん」と言うことだけの量で私には「足長おじさん」に思えてなりません。
本当にお優しい人です。
お客様にもお分けしたいと思っていますが、ホットさせられる出来事だったもので記事にしてみました。
ありがとうございました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






