北陸地方はいまだに冬の様相ですが、ここに来て急に忙しくなってまいりまして気ぜわしい時間を刻んでおります。
お天気とは違う次元でカレンダーが春を呼び寄せているのではないかと思いますが、着物をお召しになられようとしている方が増え始めている気が致します。
その多くが急ぎの用件で、今日は県外からいただいた見立て相談を記事にしたいと思います。
ご相談者は中部地区の方で、近く着物をお召しになられる機会があり、ご本人のお母様がお持ちになられている着物と帯を着装したいと、寸法直しのご相談がありました。
そこで着物を送ってもらって、裄直し(腕の長さ)をさせていただくことになり、その段取りを進めていたのですが、数日前に帯を見立てて欲しいとの電話が入りましてね~
納期が迫っていることもありまして、お預かりしている附下に合わせる袋帯をここにアップしてみることにしました。
附下と帯とのコーディネート映像が多くなりますが、皆さんのご一緒にご覧になってみてください。
1〉袋帯 品番:00-8960
2〉袋帯 品番:07-2160B
3〉袋帯 品番:07-2160Y
4〉袋帯 品番:07-2160M
5〉袋帯 品番:15-8560
7〉袋帯 品番:28-1760
8〉袋帯 品番:22-4960
9〉袋帯 品番:27-8960
取り急ぎコーディネートしたもので、上前の模様の上にお太鼓柄を乗せたものです。
コーディネートのポイントは、着物の色合いのトーンが深いために、明るさと華やかさを帯で表現してみました。
お手ごろ感のある帯からコーディネートさせていただいたのですが、お値段は20万円くらいから40万円台の品になります。
お客様のご予算をお尋ねしたのですが、逆に袋帯だとどれくらいするものなのかを尋ねられたこともあり、このような提案をさせていただいた次第です。
お客様からは帯〆帯揚げも合わせて欲しいと依頼されているのですが、まず先に帯をお選びいただいてからコーディネートさせていただけたらと考えています。
明日お電話で詳しいお話をさせていただきたいと思っています。
そして草履も合わせたいとのことで、草履もコーディネートしてみたのですが、来客が多くあり、映像を取り込んだ後に提案させていただく草履の寸法の間違いに気付きましてね~
取りあえず、イメージ画像をアップしてみました。
1〉草履 品番:016-29
2〉草履 品番:028-44
4〉草履 品番:016-92
この画像から雰囲気を掴んでいただけたらと思っています。
離れた距離を映像や言葉で補いたいと考えているところですが、裄のお直しも同時進行で進めなくてはならず、最初のステップとして焦点を絞り込んでいただけるものであれば幸せです。
中途半端な記事になってしまいましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






