入学式を前にして「和装小物フェアー」を開催・「帯〆帯揚げ」や「かんざし」にこだわってみたいです

    朝起きてみると、7・8cm近くの雪が積っていて春が来たとは言いにくいものがありました。

それ以上雪が積るようなことはありませんでしたが、気温も低くて雪は店にとって鬼門に思えてなりません。

お客様を遠ざけるものがあってマインドも低くなってしまいます。

こうして一喜一憂しながら春へと向かっていくのでしょうが、そろそろ地域の学校や幼稚園などでは卒業式を迎える頃となりました。

店では卒業生を送り出される先生の着物相談が数件入っていますが春本番はこれからです。

そこで春の店作りとして考えておきたいことは、入学式に着物をお召しになる方への和装小物の充実と、年度末ともなると親しい人とのお別れの時期でもあり、ささやかな贈り物として活用していただける和雑貨の提案かと思っています。

特に呉服店さんが少なくなり、半衿の取り付けや、装いの最後の仕上げとなる帯〆帯揚げのコーディネートに不安を感じている方も少なくなく、そのお手伝いができないものかと考えているところです。

しかし、これが簡単なようでとっても難しくてね~

それは着物初心者にとって呉服店が気軽な存在でないと思っているからです。

和装について知識のない方にとっては店側のいいなりになるところがあり、良し悪しに判断ができないから腹を割って相談ができないのでしょう。

私たち受ける側も、新規のお客様が着物に対してどのような価値観を持っているのかが判らず、良かれと思ってアドバイスさせていただいたことが喜ばれて、足りない小物を買っていただけることもあれば、高いものを勧められたと不愉快な感情を持たれる方もいらっしゃって心を痛めることもあります。

それでも、気持ちよく着物を着ていただきたくて中途半端なアドバイスは避けるようにしていますが、正直なところ、お客様の顔色を気にしながら対応させていただいているのが現状です。

近年は、レンタルやリサイクルショップで手軽に着物が調達できる時代になっているだけに、地域の呉服店さんは着物初心者にとってはNOと言いにくい重たい存在に思えるのかもしれませんね。

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そのようなことを呟きながらも、店の役割を地域の中で生かしたくて、「和装小物フェアー」を近々に始めたいと考えているところです。

手始めに店頭に立て看板を出して、和装小物フェアーを呼びかけてみたいと思っています。

中でもこだわってみたいのが、帯〆帯揚げの色の合わせ方で着物の雰囲気が変わるので、コーディネートの重要性を呼びかけたくて、春を伝える色合いの帯〆を並べた映像を看板に生かしてみることにしました。

CSC_0010kannzasi-2017.JPGそして、入学式の装いに欠かせないのがかんざしで、初めて着物を着る人にとっては準備を終えていのではないかと思えるところもあり、こちらの映像も看板に入れてみたいと考えています。

他のも帯枕やコーリンベルトなどの着付けに必要な和装小物にスポットを当ててみたいと思っていますが、偶然にも長野県から着付けに必要な和装小物を揃えたものを提案して欲しいとの相談が入ってきて驚かされました。

これを虫の知らせと言うのでしょうか?

限られた情報しか出すことができませんが、郊外の店を持つ店の役割として、着物初心者に少しでも近づくことができればこの店の価値を生み出すことが出来るのではないかと思っているところです。

ところで、今日も閉店間際に知り合いが訪ねてまいりまして、食材を買いに行くチャンスを逃してしまいました。

手を加えるような料理をすることはありませんが、一人暮らしというものは気楽な反面、食事の支度だけが面倒でなりません。

お客様が帰られてから、家に何があるのを考えながら夕食の献立を考える私で、仕事や子育てに追わながらも主婦業に専念していらっしやる女性を尊敬してしまいす。

とにかく、仕事も私の生活もすべていけ入れて、健康管理だけは怠らないようにしないといけませんね。

ということで、少ない食材を生かして夕食の支度をしたいと思います。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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